ブルゾン・高橋一生・欅坂・けもフレ…「Yahoo!検索大賞2017」授賞式に著名人が集結
Yahoo! JAPANで前年と比べて検索数が最も急上昇した人物、製品、作品などを表彰する「Yahoo!検索大賞」。今回の2017年で4回目を数えるこのアワードの発表会が、12月6日に虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された。
本授賞式のプレゼンターを務めたヤフー株式会社の片岡執行役員によれば「Yahoo!検索大賞2017」は2017年1月1日から11月1日までの集計データをもとに“今年の顔”として検索数が最も急上昇した人物に贈る大賞のほか「パーソンカテゴリー(10 部門)」「プロダクトカテゴリー(7 部門)」「カルチャーカテゴリー(6 部門)」「ローカルカテゴリー(47 部門)」において、人物、製品、作品などを表彰するものだという。
選出基準となる「検索」は、興味・関心を持つ対象について自ら調べる行為で、個々人の意志が率直に反映されやすいデータだろう。本賞はこの検索データを活用することで、まさに国民が能動的に選んだといえる賞を発表している。
昨年の受賞結果に目を向けると、大賞のディーン・フジオカをはじめ、個人部門に欅坂46、カズレーザー、りゅうちぇる、高畑充希。カルチャーカテゴリーは、映画部門に『君の名は。』、アニメ部門「おそ松さん」、ゲーム部門「ポケモンGO」と、まさに大衆の関心を集めた面々が揃う。
本年の発表会当日は、個人部門を受賞したアン・シネ、泉里香、欅坂46ら今年を代表する面々が次々に登壇。会場に来られなかった吉岡里帆もビデオメッセージを寄せるなど、華やかな授賞式となった。
注目の映画部門は、興行収入120億円を突破した『美女と野獣』が受賞。アニメ部門を受賞した「けものフレンズ」からは主演を務めた尾崎由香が登壇。劇中のサーバルを模した衣装で登壇した尾崎は「すごーい!みんなは検索が得意なフレンズなんだね!」と、キャラクターになりきってコメントし、会場は一気に沸きかえった。
作家部門賞を受賞したカズオ・イシグロは、現地時間12月10日にストックホルムで開かれるノーベル賞授賞式出席のため、残念ながら欠席。しかし、現地よりスマートフォンでの自撮り動画メッセージを寄せ、報道陣を驚かせていた。
俳優部門賞を受賞した高橋一生は、ゲストMCの土田晃之から来年の抱負を尋ねられると「抱負を持たないのが抱負と言いますか、使って下さる皆さんの想像力にお任せしたいなと思っています」と謙虚かつ独特のコメント。これには土田も関心しきり。
お笑い部門賞と大賞をW受賞したのは、まさに今年の「顔」であるブルゾンちえみ。ブリリアンのコージ、ダイキを引き連れ、おなじみのオースティン・マホーンの楽曲に乗って登場。
「検索するというのは、いわばその方のお時間をブルゾンちえみに割いてくださったということ。沢山の“知りたい”から沢山のチャンスを戴きました。本当にありがとうございます」と感無量のコメント。場内には彼女を祝福する拍手がいつまでも鳴り響いていた。
取材・文/Movie Walker