忘年会シーズン!夜の繁華街で見かける“無料案内所”のお仕事に迫った一本が公開
ネオンが煌びやかな夜の街で見かける“無料案内所”。無料とは書いてあるけど「なんだか怪しい…」と思い、近づいたこともない人も少なくないはず。12月9日(土)公開の『インフォ・メン 獣の笑み、ゲスの涙。』は、そんな無料案内所での人間模様を描いた一本だ。
映画では、残念なフリーターのバイト先として登場
22歳のフリーター・悟志(鈴木勤)は、一夜の過ちで「妊娠した」と言う高校時代の憧れ・ゆかり(岸明日香)に責任を取るため闇金から300万円を借りる。ところがその大金を紛失し、返済金が必要になった彼は無料案内所の「インフォメン」でアルバイトをすることに。夜の街を訪れる人々にキャバクラや居酒屋を紹介する仕事を通じて、悟志は華やかな世界の裏側を知ることになり…。
安心して飲めるキャバクラ、ガールズバーへ案内
この無料案内所「インフォメン」は、大阪の道頓堀に実在する。案内所を訪れた人々の好みに合わせて、提携するキャバクラやガールズバーなど飲食店を無料で紹介するのが基本業務だが、その夜に勤務しているキャバ嬢の情報などもしっかり把握するなど、怪しいネット情報や客引きに惑わされず、夜の街を安心して遊べるようサポートする役割も担っている。その延長線上で、道頓堀のサテライトスタジオからキャバ嬢をゲストにストリーミング番組を生配信していたりもする。
悟志が提携キャバクラへ足を運んだり、無料案内所にキャバ嬢が顔を出す…といった劇中描写も実際にあるケース。全国30店を構える「インフォメン」のような無料案内所がある一方、無料と謳いながら、とんでもないボッタクリ店を紹介する悪徳案内所もあるらしい…。
いかがわしい案内所もあるけど、「インフォメン」のような場所なら訪れてみたいと思えるのでは?世はこれから忘年会シーズン。まずは映画を観て、繁華街を訪れる機会には「インフォメン」に頼ってみてはいかが?
文/トライワークス