中川家&次長課長、強すぎるジャッキー愛が裏目に?“激辛麻婆カレー”に悶絶!
ジャッキー・チェン主演映画として史上最大のヒットを記録している『カンフー・ヨガ』(12月22日公開)の公開前イベントが東京・秋葉原のアキバシアターで開催され、ジャッキー・チェンの大ファンとして知られる中川家の中川剛と中川礼二、そして次長課長の河本準一と井上聡が登壇。“ジャッキー愛”のアピール合戦が決行された。
本作は考古学者でカンフーの達人・ジャックが、古代に天竺と唐との間に起きた騒乱の中で消えた財宝を探すため、ヨガの達人であるインド美女・アスミタとともに世界中を駆け巡る冒険に出るアクション・アドベンチャー。世界を股にかけ、激しいアクションからハイテンションなダンスも登場する、何でもありのハチャメチャエンタテインメントとなっているのだ。
そんな本作のジャッキーの髪型を真似てきたという剛だったが、分け目が違うと全員から指摘され、慌ててカンフーのポージングを披露し笑いを取る。そして「懐かしい『蛇拳』とか『酔拳』のときの動きが観られる」とコメント。さらに礼二も「ジャッキーといえば、町の中にあるものを使ってアクションをするのが魅力。今回もふんだんに、インドのものを使うのが見どころ」と、往年のジャッキーファンならではの楽しみ方ができることを語った。
さらに4人は、それぞれがファンになったきっかけの作品を語り、その愛の強さをアピール。『プロジェクトA』を初めて観たジャッキー作品だと振り返った井上は「ジャッキー・チェンに会いたいがためにこの世界に入った」と明かす。
ところが、すでに何度か本人に会ったことがあるようで「夢が叶って、やることがないんです」と呟いた井上に、相方の河本からは「あとはジャッキーの映画に出ることじゃないですかね」と前向きなコメント。ジャッキー愛アピールの間でコンビ愛も窺わせた。
そんな河本は「ジャッキーの作品といえば『ヤングマスター/師弟出馬』(80)に限ります!」と高らかと語る。「この一本にジャッキーのやりたいことが全部詰まっている。コメディも真剣なところも、香港の良さを伝える部分もある」と熱弁を振るい、勢い余って劇中に登場する獅子舞のシーンを再現しはじめた河本。
イベントの終盤にはスペシャル企画として、中国のカンフーとインドのヨガを融合させたアクションが目玉となる本作にちなみ、中華料理を代表する“麻婆豆腐”と、インド料理の定番“カレー”が融合した“麻婆カレー”が1人1皿ずつ運ばれ、その中に1皿だけ混ざっている “激辛麻婆カレー”を誰が食べているのかを当てる試食会が開催。
おっかなびっくり口に運んでいく4人は、さすがベテラン芸人と思える見事なリアクションを披露。バラエティのお約束通りに苦しい表情を見せる河本と礼二の2人に、顔を真っ赤にして汗を流しながら食べる井上。そんな3人に対して剛は、平然とした表情で黙々と食べ続けた。
いざ誰が“激辛”を食べていたのか答え合わせが始まると、自ら挙手して「絶対僕です。剣山が入ってきたみたい」と息が上がりながらコメントする井上。ところが、実は全員が“激辛”を食べていたと明かされ「ちょっと待ってくださいよ!」と、4人は不平を漏らした。
そして礼二は「カンフーとヨガの融合がどうなっているのかは、是非とも映画館でお確かめください。でも“麻婆”と“カレー”の融合は勘弁してください」と巧みにまとめ上げ、会場中の笑いを誘った。
取材・文/久保田和馬