韓国の清純派女優が魅せる、極上“ちらリズム”
もう1人、夫が欲しいの――。“妻が結婚する”という斬新なテーマで、恋愛に自由奔放な妻の姿を中心に描いた『妻が結婚した』(08)が3月5日、DVDで登場した。
妻の重婚という非現実的なストーリーにもかかわらずファンを虜にしたのは、ヒロインを演じたソン・イェジンの大胆演技に他ならない。飾り気のないナチュラルな美しさや、『私の頭の中の消しゴム』(04)、『ラブストーリー』(03)などの演技からくる“清純派”というイメージを覆す、すがすがしい脱ぎっぷりを披露しているのだ。
イェジン本人の意向で大胆露出が取り入れられたという魅惑のベッドシーンはもちろん、ノーブラで出社したり、全裸にレインコートを羽織って出掛けたりと、実に挑発的で大胆なシーンが多く、本国での公開時には青少年観覧禁止に指定されたほど。残念ながら、オールヌードを拝むとまではいかないものの、上半身、下半身ともに見えるか見えないかのギリギリまで迫っている。そう、大きなポイントはその“ちらリズム”要素。見えるか見えないか、ムズムズするその描写こそがさらにエロティックな雰囲気を引き立て、妄想をかき立てるのだ。
その“ちらリズム”効果か(!?)、映画は本国で大ヒット。イェジンは韓国の映画賞「青龍映画賞」で主演女優賞を、「百想芸術大賞」で映画部門の最優秀演技賞を受賞。さらに「2008年を輝かせた最高の映画俳優」の女優部門1位に選ばれるなど、数々の賞賛を浴びることになった。“清純派”のイメージを返上し、数々の栄光を手にしたイェジン。妖しくも美しい、極上の“ちらリズム”を堪能して。【トライワークス】
■妻が結婚した 3月5日(金)発売
価格:5040円 (税込)
発売・販売元:ファインフィルムズ
価格:5040円 (税込)
発売・販売元:ファインフィルムズ
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