みやぞん、声優初挑戦で天然キャラ炸裂!「こんなお弁当があったら食べきれないって感じです」
全世界で興行収入280億円を突破する大ヒットを記録している、ジャッキー・チェン主演最新作『カンフー・ヨガ』(12月22日公開)日本語吹替版の完成披露試写会が東京・飯田橋の神楽座で開催。本作で初めて日本語吹替えに挑戦したお笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞんと、相方のあらぽんが登壇。世代を越えて愛されるジャッキーへの熱い想いを語った。
本作は“アジア版「インディ・ジョーンズ」”と呼ぶにふさわしい、世界を股にかけたアクション・アドベンチャー。考古学者でカンフーの達人・ジャックは、約1400年前に歴史から消えた伝説の財宝を探すために、ヨガの達人であるインド美女・アスミタとともに世界中を駆け巡る冒険に出るのだ。
真っ赤なチャイナ服に身を包んだみやぞんは、ジャッキーの大ファンであることを明かし「中学校のとき、給食の時間に音楽を流す放送委員をやっていましたが、そこでジャッキーの曲を流していました」と、筋金入りのファンらしいエピソードを披露。
しかも、同級生でもあったあらぽんから「主題歌じゃなくて、カンフーの型の音を流してたから、みんな首を傾げていたけどね」と、当時から“天然キャラ”が炸裂していたことを明かされ、会場の笑いを誘った。
一方であらぽんは、インド風の衣装を身にまとっての登場。「ジャッキーの映画を見ると、自分が強くなったような気がして、観た翌日は学校で真似をしていた」と、こちらもジャッキーファンならではのエピソードを語った。
ジャッキーがおなじみのアクションはもちろん、歌や踊りまで披露するハチャメチャな本作について「ジャッキーの良さが全部出ている映画」と絶賛した2人。「笑いもあり、カッコ良さもあり。久々にジャッキーらしい映画を観た気がしました」と真面目なコメントをするあらぽんに対して、みやぞんは「盛りだくさんな内容で、こんなお弁当があったら食べきれないって感じですね」と、独特の言い回しでその魅力を語った。
中国のカンフーとインドのヨガが融合を果たした本作にちなみ、この2つが合体したらどうなるのか、体を使って表現してくれとお題を出されると、みやぞんはキョトンとした顔で「暖房の27度と冷房の27度を表現するみたいなことですか?」と相変わらずの天然発言で会場を沸かせた。
そして、蛇拳の動きをナイーブにしたような不思議なポーズを決めたみやぞんは、ヨガのポーズを決めたあらぽんに立ち向かっていく。ところが、あらぽんから醸し出される“気”に圧倒され、ステージの隅まで追い詰められてしまうのであった。すると空中に向かって高く飛び蹴りを決めて、あらぽんの“気”を華麗に破ったみやぞん。会場中からは拍手喝采が浴びせられた。
文/久保田和馬