アナとエルサが一緒に歌う!最新作は“家族の絆”を感じるクリスマスの物語

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アナとエルサが一緒に歌う!最新作は“家族の絆”を感じるクリスマスの物語

全米で興行収入ランキング3週連続No. 1を獲得し、アカデミー賞長編アニメーション部門の最有力候補といわれているディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。その併映作品として、早くも注目を集めているのが2013年に大ヒットを記録した『アナと雪の女王』のスピンオフ短編『アナと雪の女王/家族の思い出』だ。

2015年に公開された『シンデレラ』の併映作品として公開された、8分間の短編『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』につづく、シリーズ3作目にあたる本作は、ディズニー映画の併映短編としては異例の22分という上映時間でも大きな話題に。2019年11月に公開が予定されている続編『フローズン2(原題)』が待ちきれないファンにとっては嬉しすぎる一本なのだ。

このたびそんな本作から、とっておきの特別映像が到着。長く閉ざされていたお城の門が再び開かれてから、初めてアナとエルサが一緒に迎えるクリスマスが描かれる本作で、2人が一緒に歌う新曲「When We’re Together」を披露する場面を映し出した、心温まる映像に仕上がっている。

今まで同じ曲をそれぞれのパートに分けて歌うことはあっても、2人が同じ歌詞とメロディを共有して歌い上げるのはこの曲が初めて。しかも、これまでの「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」や「生まれてはじめて」など、それぞれの心情を表現した曲が多かった中で、この曲ではお互いが家族を思いやる気持ちを込めた歌になっている。

本作でメガホンをとったケヴィン・ディーターズ監督は、この「When We’re Together」について「本作のテーマをとてもよく語っている」と明かし、作曲家ケイト・アンダーソンもまた「彼女たちが一緒に歌うのを聴くことで、誰もが本当にハッピーになると思う。歌に元気いっぱいな感じを持たせて、エルサが歌うときには感情がこもっているようにした」と、長年離れ離れになっていた姉妹が、一緒に過ごすクリスマスの喜びを歌い上げている感動の楽曲になっていることを窺わせた。

また、本作が併映されるディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』も、死者の国に迷い込んだ、音楽を禁じられた少年ミゲルを主人公に、家族の絆を描いた作品。今度の春休みには、デュズニーとピクサーからふたつの家族の強い絆を描いた物語と、最高の音楽が届けられることになる。『リメンバー・ミー』と同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は、2018年3月16日(金)から公開される。

文/久保田和馬

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