男にとって“忘れられない女”になるための5か条とは?

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男にとって“忘れられない女”になるための5か条とは?

携帯電話放送局「BeeTV」で今話題なのが、配信中のドラマ「女たちは二度遊ぶ」。作家・吉田修一の同名小説を『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)の行定勲監督が映像化し、5話の恋愛模様が描かれる。そのテーマはズバリ“忘れられない女”。これは、恋をする女性にとって永遠のテーマと言っても大げさでない。では果たして、男心をそそり心に残り続ける“忘れらない女”とはどんな女性なのだろか? 

本作へ登場する5人の女性の共通点は、男を振り回せる度量がありながらも嫌味のないチャーミングさを持ち得ていること。それらを踏まえつつ、それぞれの物語から“忘れられない女”になるための教訓を学んでいこう。

まずは、相武紗季が主演の「どしゃぶりの女」。雨が降っている間、彼の家に泊まり込む彼女はとにかく何もしない。空腹になっても外に出てご飯を買ってくることすらしない。そして、彼が買ってきたハンバーグ弁当をニコニコしながら食べる。そう、男に“放っておけない”と思わせる女なのだ。猫のようにあどけない笑顔を見せられたら男はもうたまらない。

水川あさみが、自由奔放な女を演じているのが「自己破産の女」。飲み屋で知り合った男の家に転がりこんだ女は、特になにも欲しがらない。だが、彼は消費者金融でお金を借りてまで彼女に尽くしていく。そこまで自然と男にさせるこの女性の強みは、“悪気のない天真らんまん”さ。自分が悪いことをしたらすぐに謝る素直さも持っている。男はいつだって、明るくて素直な女性に弱いのだ。

小雪が主演するのが「夢の女」。駅で偶然出会った女性に目を奪われ、そのまま後を付けて行く男。近付きたいがために夢に出てくる人とソックリだとウソまでついてしまう。ここで登場するのは、男にどんな女なのかと想像を掻き立てられる“ミステリアス”な女。人を寄せ付けないオーラはあるも、話してみると穏やか。そのギャップに男はそそられる。

優香がどこにでもいそうな普通の女を演じるのが「平日公休の女」。彼女は、デパートの化粧品売り場で働いているため、休日は木曜日。男が癒されるような優しさにあふれる彼女。だが、彼から別れを告げられた時、「別れて良かったと思えるぐらいひどいことをしてよ」と、つぶやく。この発言で分かる通り、彼女は少しだけ“痛い”女なのだ。だが、男を困惑させることができる一枚上手の女こそ、男は心地良いと感じるはず。

オリジナル脚本である最後の物語が、長谷川京子主演の「つまらない女」。夫婦同然に暮らして6年。一日に起きた出来事を淡々と男に話す女。そんな彼女を、小説家の男はつまらないと感じている。この女性は天然のあまり男を“いら立たさせる”女だ。男に邪険にされてもめげることはない。だが、その日常のやり取りこそが、男の支えになっていることを、後から気付かせてくれる包容力のある女でもある。

5人5種の“忘れられない女”。その正解はないだろうが、やはり男にはいつでも個性的で刺激を与えてくれる女を求めているのだろう。嫌われても良いから覚えていてほしい…と思ったことのある女性陣、このドラマで男の本音を学ぶのも良い手段かもしれない。【トライワークス】

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