浜辺美波「『咲-Saki-』は私にとっての青春」“阿知賀編”初日に阿知賀女子&白糸台メンバーが勢ぞろい!

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浜辺美波「『咲-Saki-』は私にとっての青春」“阿知賀編”初日に阿知賀女子&白糸台メンバーが勢ぞろい!

アニメ化もされた人気麻雀コミックの実写化プロジェクト第2弾『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』の初日舞台挨拶が新宿バルト9で行われ、劇中で阿知賀女子学院と白糸台高校それぞれの麻雀部メンバーを演じた10名と、監督を務めた小沼雄一が登壇。

阿知賀女子学院のメンバーは、テレビドラマ「明日、ママがいない」で注目を集め、現在15歳に成長した桜田ひよりを筆頭に、フェアリーズの伊藤萌々香、女優として目覚ましい活躍がつづく恒松祐里、SUPER☆GiRLSの渡邉幸愛、私立恵比寿中学の中山莉子。

一方、白糸台高校のメンバーは『君の膵臓をたべたい』(17)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した浜辺美波を筆頭に「妖怪ウォッチ」の主題歌でブレイクした元Dream5の日比美思、グラビアで活躍するRaMu、元AKB48の岩田華怜、夢みるアドレセンスの志田友美。注目の若手女優から人気アイドルグループの主要メンバーまで華やかな顔ぶれが揃った。

「無事初日を迎えられて嬉しい気持ちでいっぱいです」と初めての主演作の初日に喜びの表情を浮かべた桜田は、推しキャラを訊かれて「(鷺森)灼ちゃんが大好きです!」といきなりの告白。「本当に可愛くて、困ってたり励ましてくれるのを声だけで伝えてくれるのが好き。とくに(顧問の赤土)先生のことが大好きなところも良い」と、ひとりの“咲ファン”として熱弁。

それには灼を演じた中山も「準決勝に行くときの(桜田演じる)穏乃の姿に心打たれたので、大好きのお返しです」と応えるなど、チームとしての結束以上に仲の良さを見せつける阿知賀女子学院のメンバー。

その一方で白糸台高校のメンバーも、撮影初日の屋上のシーンを振り返り志田が「めちゃめちゃ焼けたよね」と語ると撮影時の楽しげなエピソードを披露していく。「モニターを見ながら浜辺美波さんの異次元の美しさに思わず『可愛い〜』って言ってしまった」とRaMuが明かすと、浜辺は「私もこの角度に耐えられるのはこの子しかいないなって思ってましたよ」と女優目線で褒め合う5人。こちらも息の合ったチームワークを見せつけた。

そんな浜辺は前作『咲-Saki-』(17)で主人公の宮永咲を演じ、今回はその姉・照を演じるという“演じ分け”に挑戦。「とても貴重な経験をさせてもらいました」とその感想を述べると、2年続けて出演したこのシリーズについて「毎年夏を捧げているので、私にとっての青春だと思います。ここに3年目が加わったらいいな」と、まだいくつものエピソードがあるシリーズの継続を願った。

麻雀にかける女子高生たちの熱い青春を描き出した“本格美少女麻雀物語”の第2章にあたる“阿知賀編”。昨年末から放送されたドラマ版では、前作に登場した長野県代表の清澄高校のエース原村和の幼馴染である高鴨穏乃が、阿知賀女子学院の仲間たちと麻雀部を結成し、全国大会を目指して鍛錬を積んでいく様が描かれた。

そして今回の映画版では奈良県代表として全国大会に駒を進めた彼女たちが、強豪校と激戦を繰り広げる。その先には清澄高校の宮永咲の姉・照が率いる西東京代表の最強校・白糸台高校が待ち受けているのだ。

取材・文/久保田和馬

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