『パイレーツ』新作、監督が異例の「豊胸した女優お断り」令

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『パイレーツ』新作、監督が異例の「豊胸した女優お断り」令

ロブ・マーシャル監督は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ新作では人工的に胸を膨らませた女優は使わない意向だそうで、「豊胸手術を受けた女優は応募しないで欲しい」という異例の要望書を出したと英国デイリー・メイル紙が伝えている。

同紙によれば、マーシャル監督は「美しく、魅力的な女性モデル。身長170〜173センチ、年齢18歳から25歳まで。ダンサーのような締まったボディ。胸が本物であること。豊胸手術を受けた女性はお断り」という条件書をハリウッドのキャスティング・エージェントに送っているそう。また、自分の胸は本物にしか見えないと思う豊胸手術を受けた女優が応募してきた場合にも、偽物の胸を見破るための厳しいテストを受けさせられることになるという。

『パイレーツ』シリーズといえば、前作まで出演したキーラ・ナイトレイが降板し、新作はペネロペ・クルスの出演が決まっている。自らその“貧乳”ぶりを認めているキーラは、同シリーズ撮影中は胸の谷間にハイライトを入れていたことや、胴着でウエストを締めあげて胸を大きく見せていたことなどを語っていた。

しかし、時代は変わったのだそうで、シリーズ関係者が「前作までは、18世紀のセクシーな感じを出すために、豊胸手術を受けた女優でオッケーだったし、男優は股間にパッドを入れていた。だが、時代は変化している。観客が偽物の胸を見破る時代になってきた」と語っているとデイリー・メイル紙は伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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