RADWIMPS・野田洋次郎と夏木マリがベルリンで吠える!?ベルリン国際映画祭の『犬ヶ島』レッドカーペットに日本人キャストが参加！

第87回アカデミー賞で9部門にノミネート、4部門を受賞した『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)の製作陣が再結集した話題作『犬ヶ島』が2018年5月に公開される。本作は全編にわたり日本を舞台とし、“犬インフルエンザ”の流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年と犬たちの壮大な冒険をストップモーション・アニメーションで描きだす。

ウェス・アンダーソン監督作らしく声優には豪華俳優陣が顔を揃えており、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントン、F・マーレイ・エイブラハム、フランシス・マクドーマンド、野村訓市といったアンダーソン監督作品の常連に加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、リーブ・シュライバー、オノ・ヨーコら多彩な面々が集結。

また、日本が舞台という事もあり、日本人ボイスキャストとしてRADWIMPS・野田洋次郎、村上虹郎、渡辺謙、夏木マリといった面々も参加しているが、オープニング作品としての上映、コンペティション部門の正式出品が決まっている第68回ベルリン国際映画祭に野田洋次郎と夏木マリの参加が決定した。

野田は「今回のワールドプレミア上映に際し、はじめてベルリン国際映画祭に行かせて頂きます。ひょんな流れから出演のお話をもらい、まさか映画祭にまでお邪魔できるとは想像もしていませんでした。せっかくなのでまだ出会っていない共演者、監督たちと共に楽しんできたいと思っています」と意気込みを明かす。

夏木は「私がiPhoneで録音した声がベルリン国際映画祭のオープニングになるなんて、ビックリ仰天！」とオープニング作品に選ばれたことに対して喜びのコメントを寄せている。

単に日本を舞台としているだけでなく、アンダーソン監督の視点を通じて日本文化を世界へ発信する一大プロジェクトであるという『犬ヶ島』。レッドカーペットでの2人の活躍、そしてコンペティション部門での受賞結果に期待が高まる！

文/編集部