お笑い芸人・永野が“売れない芸人あるある”に共感!『ビッグ・シック』公開記念イベント開催

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お笑い芸人・永野が“売れない芸人あるある”に共感!『ビッグ・シック』公開記念イベント開催

映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(2月23日公開)の公開記念イベントが、2月19日に月島ブロードメディアスタジオ試写室で開催。「異文化結婚」を描く映画にちなみ、パキスタン人と日本人のハーフモデル・谷まりあと、お笑い芸人・永野が登壇した。永野は劇中の“売れない芸人あるある”に共感したそうだ。

NYで活躍中のパキスタン出身コメディアン・俳優のクメイル・ナンジアニと、その恋人エミリーが、“異文化結婚”に至った実話を夫婦共同脚本で映画化。さらにクメイルは本人役で主演も務め、全米で口コミにより大ヒットし、本年度アカデミー賞の脚本賞にもノミネートされた。

永野は「単独ライブをやった時の滑り方は似てるなと思った」とうなる。「主張が強すぎて笑いが返ってこない。僕も新宿で50円でギャル男ライブをやったんですが、友だちのカップルしか来なくて」。

客からヤジを受けるクメイルだが、永野は「僕もSNSで常にヤジを飛ばされます。朝から『不愉快です』とか『最近、見ないですね』とか、本当に“大いなる目覚め”で、すぐ目覚めちゃった」と映画にかけて笑いを取った。

谷まりあは、両親について「20年前は国際結婚が少なかったみたいで、反対は多かったみたいです。日本の方のお父さんお母さんも反対だったらしくて。でも、私が生まれたことでちょっと変わった」と言うと、永野は「それ、映画化しない?お父さん役やるから」と言うと、会場は大爆笑となった。

取材・文/山崎 伸子

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