タランティーノ監督、リンジーのため“衝撃的でハードコアな役”準備中

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タランティーノ監督、リンジーのため“衝撃的でハードコアな役”準備中

リンジー・ローハンのキャリアを再生させたいと発言したことのあるクエンティン・タランティーノ監督が、ロバート・ロドリゲス監督の新作『Machete』に出演した彼女を見ていよいよその気になっているらしく、リンジーのために“衝撃的でハードコアな役”を準備中だと英国ガーディアン紙が伝えている。

『Machete』は、タランティーノ監督とロドリゲス監督の競作映画『グラインドハウス』(07)の中でフェイク予告編として流れた映像を本当に映画化したもの。撮影現場でのリンジーは、スタッフを感心させたほどクールだったそうで、タランティーノ監督が真剣に次回作で彼女を起用する気になっているという。

タランティーノ監督といえば、『パルプ・フィクション』(94)のジョン・トラボルタや『キル・ビルvol.2』(04)のデビッド・キャラダインなど、“過去の人”になった俳優を起用し、彼らのキャリアを見事に再生させてきた。

素行不良で“お騒がせ”なイメージが強いため、主演作『ミーン・ガールズ』(04)をゲーム化したDSソフトのジャケットからも一人だけ写真が外されたと報道されているリンジー。ここまで落ちた彼女に起死回生のチャンスを与えることのできる監督がいるとすれば、それはタランティーノしかいないかもしれない。【UK在住/ブレイディみかこ】

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