hideが旅立って20年…彼の軌跡に迫るドキュメンタリー『HURRY GO ROUND』にYOSHIKIが出演!
1998年5月2日、人気絶頂の中で突然永眠したX JAPANのギタリスト、hide。hideが旅立って20年となる今年、「hide 20th Memorial Project」の一環として製作されたドキュメンタリー映画『HURRY GO ROUND』が5月26日に公開となる。
本作は、神奈川県三浦市にあるhideの墓石に刻まれている、事実上最期の楽曲「HURRY GO ROUND」の歌詞に隠されたメッセージを、生前のhideを知らない俳優・矢本悠馬がナビゲーターとして、hideが亡くなる直前3か月間の軌跡に迫るドキュメンタリーだ。
そしてこのたび、本作にX JAPANのリーダー・YOSHIKIがインタビュー出演することがわかった。hideが後の「X JAPAN」となる「X」に加入した1987年から、インディーズ時代を経て、バンドが解散した1997年までの10年間、共に歩んだ同志であるYOSHIKI。本作の中でYOSHIKIは、いままで明かさなかったhideの真実について語るという。
そのほか、hide with Spread Beaverのメンバーであり、hideの共同プロデューサーであるI.N.A. 、ロッキング・オン・ジャパン編集長・山崎洋一郎、当時のレコーディングエンジニア・ERIC WESTFALL、hideの実弟でありパーソナルマネージャーの松本裕士のなど、生前のhideを知る関係者らが登場するほか、亡くなる前日に撮影されたhideの映像が初公開となることも、本作の注目ポイント。
hideの墓石に刻まれた「ただ 例えれば 実る果実の 芳しく眩い香りも ひとつ 季節彩り そっと 枯れ落ちたとて 蔦は絡まり 身は朽ち果てて 思い出の欠片 土に帰り また 花となるでしょう Like a merry-go-round & round また 春に会いましょう」という「HURRY GO ROUND」の歌詞は、輪廻転生を表現する言葉にも見て取れる。果たしてこの曲に秘められたメッセージとは。hideはどのように生き、どうして亡くなってしまったのか。その答えを探り、hideの思いを追う本作の公開がいまから楽しみだ。
文/編集部