クリス・ヘムズワースが馬に乗って出撃!迫力満点の騎馬戦闘シーンが『ホース・ソルジャー』を盛り上げる
9.11直後の最初の戦いとして、17年間にわたり最高機密として封印されてきた戦いの全貌を明らかにしたダグ・スタントンのノンフィクションを原作にした『ホース・ソルジャー』(5月4日公開)。このたび本作からクリス・ヘムズワースら演じるアメリカ陸軍特殊部隊員〈グリーンベレー〉の騎馬戦闘シーン映した特別映像が到着した。
本作はアメリカ同時多発テロの翌日、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願したミッチ・ネルソン大尉をはじめとした12人のアメリカ陸軍特殊部隊員の活躍を描く物語。反タリバンの地元勢力と手を結び、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧することを命じられた彼らは、険しい山岳地帯で勝利を収めるために時代遅れな騎馬隊となって戦うことになる。
このたび解禁された映像では戦車やミサイルなど最新の武器を持つタリバンに応戦するため、グリーンベレーと反タリバン勢力が馬を駆使して戦場を疾走しながら敵陣へ攻め込んでいく迫力満点のシーンが収められている。
実際にモデルとなった兵士たちも馬術に関してまったくの未経験であったそうで、ミッチを演じたヘムズワースは「実話だと知った時には驚いたよ!」とコメント。さらに「あの兵士たちの存在は、あまり知られていないからね。軍人が騎馬で戦うなんてまるで第一次大戦みたいだ」と語る。
そんな現代ではあり得ないような実話をリアリティたっぷりに再現するため、キャストたちは撮影前から厳しい軍事訓練にトライ。ほぼ全員が未経験者だった馬術訓練では、馬の上で銃を構えて約20キロもある錘を背負いながら馬に慣れていき、徐々に高度な技へと訓練していったそうだ。
その成果もあって、劇中で巧みな馬術を披露しているヘムズワースをはじめ、マイケル・シャノンやマイケル・ペーニャら実力派俳優たち。それを見た実際の兵士たちからは「全員がグリーンベレーの一員に見えたよ。僕らを完璧に描いてくれたね!」との声も。本作の最大の見せ場となる大迫力の馬術戦闘シーンを、是非とも劇場で見届けていただきたい。
文/久保田 和馬