なぜ?ジュリエット・ビノシュが坊主頭&是枝監督とツーショット!
『イングリッシュ・ペイシェント』(96)や『ショコラ』(00)で映画賞を総なめにし、国際的に活躍し続けているフランスの大女優、ジュリエット・ビノシュがインスタグラムに奇怪な動画を投稿した。
26日に投稿されたその動画は、丸坊主のジュリエットのどアップを真正面から撮影したもの。ヘアメイク室にいるらしいジュリエットは、完全ノーメイクだ。動画が始まると、ジュリエットは低く落ち着いた声で「ハイ、私だってわかる?今地獄にいるわ」と言ったあと、カッ!と目を剥き「ゔぁ~~~」と不気味な声を発している。完全に冗談ムードの動画ではあるが、一体ジュリエットに何が起こっているのだろうか?
坊主頭の方も、本当に髪の毛を剃り上げたわけではなく、ラテックスの禿げカツラを使った特殊メイクのようだ。なぜ坊主頭に仕立てたのかは明らかにされていないが、現在撮影中のフランス映画『オール・ザット・ユー・ノウ(英題)』のシーンに関係しているのかもしれない。同作でジュリエットが演じるのは、離婚してシングル生活を送る50歳の女性教師だそうで、24歳とプロフィールを偽り、フェイスブックに登録するストーリーらしい。
坊主頭とは関係なさそうだが、新たなプロジェクトも持ち上がっているという。『誰も知らない』(04)、『そして父になる』(13)などの作品で、国際的な知名度も高い是枝裕和監督とタッグを組んだ企画が、2019年に予定されているそうだ。ジュリエットは自身のインスタグラムに、是枝監督とのツーショット写真を投稿。笑顔の2人がそろって挙手をしている写真で、ジュリエットは「パリにて、コレエダ・ヒロカズと。私の大好きな監督の1人です」とコメントを添えている。年齢なりの美しさを大切にする、フランス人らしい自然体の佇まいが魅力的なジュリエット。坊主頭も厭わず、攻めの姿勢で果敢に新たな役に挑む女優が、是枝監督とどのような作品を作り上げるのかが今から楽しみだ。
UK在住/シャオ