ブルース・ウィリスが、マイク・タイソンのコーチ役に決定!
ブルース・ウィリスが、マイク・タイソンを題材にした新作『Cornerman(原題)』に出演することになった。役柄は、マイク・タイソンのコーチ、カス・ダマト。1980年代のニューヨークを舞台に、有名ボクサーを輩出してきた名コーチのカス・ダマトと、当時若干13歳だったタイソンの出会いと成長を描く。タイソンを演じる俳優はまだ決まっていない。
監督は『プライドと偏見』(05)や『スターリンの葬送狂騒曲』(17)に出演している36歳の俳優、ルパート・フレンド。今作で監督デビューを果たす彼は、映画の脚本も担うそうだ。
フレンドは「この映画は、熱血で才能のある2人が互いに自身の弱みを認めながら、切磋琢磨する深い絆を描いています」「信念を貫く2人のストーリーを通し、本当の強さとは何かと考えさせられる映画になると思います」と語った。
マイク・タイソンと言えば、試合中にヘビー級王者のイベンダー・ホリフィールドの耳に噛み付くなど、現役時代は狂暴な言動をすることで有名なボクサーだった。現在は、テレビや映画に積極的に出演をしており『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(09)にカメオ出演をしたり、自身のYoutubeチャンネルでスケッチ・コメディ・シリーズを公開したりしている。タイソン本人が『Cornerman(原題)』に携わるかどうかは現時点では分かっていないが、映画の撮影は秋にスタートする予定だそうだ。
LA在住/小池かおる
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