大泉洋、“どうでしょう婚”年の差夫婦を見つけて大喜び!「『水どう』好きな人に悪い人いない」
眉月じゅんの同名コミックを映画化した『恋は雨上がりのように』(5月25日公開)の“年の差さん限定試写会”が5月17日にスペースFS汐留で開催され、小松菜奈、大泉洋が登壇。会場に駆けつけた“年の差夫婦”が「水曜どうでしょう」が縁結びとなり結婚したことが判明し、大泉が「“どうでしょう婚”ですね!」と大喜びした。
本作は、17歳の女子高生・あきら(小松)が、45歳のファミレス店長・近藤(大泉)に恋心を抱く姿を描く物語。あきらと近藤店長に28歳の年の差があることから、年の差があるけれど仲良しな友だち、夫婦など様々な“年の差さん”を集めてのイベントが実施された。
実に20歳の年の差がある夫婦がステージに上がると、大泉は「おお!」とびっくり。北海道出身の49歳男性と、福岡県出身の29歳女性の出会いのきっかけはインターネットの掲示板だそうで、顔が見えないなかでやり取りを続け、数年を経て北海道で初対面を果たしたという。
大泉は「初めて会う時は緊張したでしょう」と2人に心を寄せつつ、男性が北海道出身だとわかると「会った瞬間わかりましたよ!北海道らしい雄大さがある!」と同郷の男性に親近感たっぷり。
小松が「どこに惹かれたんですか?」と質問すると、女性は「話しやすかった。『水曜どうでしょう』の話とかで盛り上がった」と告白。大泉は「出ました!“どうでしょう婚”ですね!」と大きな笑顔を見せ、「お互いに『水曜どうでしょう』が好きで一気に距離がグッと近づく。これ多いんですよ。『水曜どうでしょう』が好きな人に悪い人はいませんから!しかもわからない人にはちっともわからないから。『好きだ』っていう人を見つけると、グッと近づくの」と分析し、会場の爆笑を誘っていた。
本作で初共演を果たした小松と大泉は、実年齢では23歳の年の差があるという。ジェネレーションギャップを感じたことは「一回もない」と小松が話すと、大泉は「(小松は)若いなって感じる時もあったけれど、それも含めて愛おしい、かわいい人でしたね」とニッコリ。
しかしトークを繰り広げるなかで、小松が「大泉さんが昔の番組のことなど楽しくお話をされているんですが、まったくわからない時があった。わからないですって言えなかった」と気を遣っていたことがわかり、大泉は「ショックです。傷ついてます!」と肩を落として会場を笑わせていた。
取材・文/成田 おり枝