長澤まさみ、お気に入りは山田孝之の感電シーン!『50回目のファーストキス』レッドカーペット
山田孝之と長澤まさみがW主演を務めた、『銀魂』(07)の福田雄一監督作『50回目のファーストキス』(6月1日公開)のレッドカーペットセレモニーが、5月22日に表参道ヒルズで開催。山田孝之、長澤まさみ、ムロツヨシ、佐藤二朗、勝矢、太賀、山崎紘菜が登壇し、ハワイロケについてクロストークをした。
山田は福田監督初のラブストーリーの現場について「いつも通り楽しかったです」と笑顔でコメント。ムロが「仕事をする、集中して遊ぶ、仕事をする、飲む、これが毎日できたのが本当に楽しかったです」とノリノリに言うと、会場が大爆笑となる。
長澤は「福田組にちゃんと入るのは初めてでした。穏やかで楽しい感じですが、一発(勝負の)本番が多くて、気が抜けないピリッとした現場で、そこは意外でした」と感想を述べた。
笑って泣ける本作で、長澤は山田の爆笑シーンがイチオシだとか。「山田さんのシーンはどれも可笑しくて。なかでも特にお気に入りは、山田さんが車のボンネットを開けて、関電しちゃうシーン。本当におもしろすぎて『負ける!どうしよう。笑っちゃうかも』と思いながらも、なんとか持ちこたえました」。
山田は一番笑ったシーンについて、佐藤がコスプレをしたシーンをピックアップ。「二朗さんがとあるコスチュームを着て、とある人の真似をするんです。それがすごすぎて。本人を超えてしまってる」。
具体的な内容は秘密ということだが、佐藤は「タイアップです。その時の髪型です」と言いながら、パンチパーマの頭を指差す。太賀が「アドリブですよね?」とツッコミを入れると、佐藤が「違うよ。よく言うわ。一挙手一投足、福田の演出です」とキッパリ言って笑いを取った。
『50回目のファーストキス』は、ハワイのオアフ島を舞台にした切ないラブストーリー。事故による後遺症で新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障がいを抱える瑠衣(長澤まさみ)と、彼女に一目惚れしたツアーコーディネイターでプレイボーイの大輔(山田孝之)との一生に一度の恋を描く。
取材・文/山崎 伸子