「信長の野望」のゲームプロデューサー、シブサワ・コウが、M.ナイト・シャマラン監督作の“超日本語吹替版”を監修
M.ナイト・シャマラン監督が放つスペクタクル巨編『エアベンダー』(7月17日公開)の超日本語吹替版での公開が決定した。『シャッターアイランド』(公開中)で、字幕翻訳家・戸田奈津子監修による、全く違和感がない吹替が好評を博したのも記憶に新しいが、『エアベンダー』では「信長の野望」「三國志」「決戦」シリーズのゲームプロデューサー、シブサワ・コウ監修による超日本語吹替版が誕生する。
M.ナイト・シャマラン監督作といえば、『シックス・センス』(99)、『サイン』(02)、『ハプニング』(08)など、新作を発表する度に、観客をサプライズさせてきたヒットメーカーだ。2D版及び3D版で上映される『エアベンダー』は、気、水、土、火という4つの国が存在する世界を舞台に、ひとりの少年アンが世界に平和を取り戻すために立ち上がるという壮大なヒーローファンタジーとなっている。そんなスケールの大きい物語に集中できるよう、超日本語吹替版が公開されることになったのだ。
今回、超日本語吹替版の監修を務めたシブサワ・コウは、「信長の野望」「三國志」など、歴史シミュレーションというジャンルを確立させたゲームプロデューサーだ。彼がゲームを創り上げるうえで、最も意識し注力するのは、作品への“没入感”だと言う。
日本語吹替版を手がけるに当たって、シブサワはこう語った。「私の初の試みである洋画の日本語吹替版監修。しかし、そこに抵抗感はなかった。なぜなら、私の世界であるゲームも、また、それが映画の世界でも、追及することはひとつ。エンターテインメントとして、それをいかに堪能できるか、その世界に入り込めるか、であるから」。
シブサワ氏のノウハウを活かした超日本語吹替版は、『エアベンダー』を見る観客をよりパワフルでエモーショナルな世界観へ没入させてくれること、間違いなし! 是非、映画館へ行って、気、水、土、火の不思議な世界で繰り広げられる冒険を堪能してもらいたい。【Movie Walker】