小松菜奈&門脇麦、成田凌が三角関係に!塩田明彦監督最新作『さよならくちびる』が製作決定

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小松菜奈&門脇麦、成田凌が三角関係に!塩田明彦監督最新作『さよならくちびる』が製作決定

『黄泉がえり』(02)や『抱きしめたい -真実の物語-』(13)で知られ、前作『風に濡れた女』(16)で第69回ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門若手審査員賞を受賞した塩田明彦監督の最新作『さよならくちびる』の製作と公開が決定。

塩田監督が自ら執筆したオリジナル脚本をベースにした本作は、これまで様々なジャンルを手掛けてきた塩田監督にとって初となる“音楽映画”。夢を手放し、新たな居場所を求めるための旅に出た3人の若者の青春の終わりと、恋愛のリアルを描き出したロードムービーだ。

インディーズの音楽シーンでにわかに話題となりながらも、それぞれの道を歩みだすために解散を決めた2人組女性バンド“ハルレオ”のハルとレオ。彼女たちはバンドのサポートをする志摩という青年とともに、解散ツアーとして日本各地を縦断していく。次第にレオは志摩に恋心を抱き、志摩はハルに想いを寄せ、そしてハルもレオに友情を超えた感情を抱きはじめる。

レオ役を演じるのは現在『恋は雨上がりのように』がヒット中の小松菜奈。そしてハル役には『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)や『止められるか、俺たちを』(10月13日公開)などで唯一無二の存在感を放ちつづける門脇麦。初共演となる2人がダブル主演を務める。また、NHKの連続テレビ小説「わろてんか」で大きな話題を集めた成田凌が志摩役を演じる。

いまや日本映画界を牽引する若手俳優へと成長した3人は、これが塩田作品初出演。複雑な想いを抱えながら、現実と夢の狭間で揺れ動く若者の心理を彼らがどのように演じてくれるのか注目したい。『さよならくちびる』は2019年初夏に公開される。

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