北川景子ら登壇『瞬』初日で“虫嫌い”岡田将生がハニカミ笑顔

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北川景子ら登壇『瞬』初日で“虫嫌い”岡田将生がハニカミ笑顔

作家・河原れんの同名小説を映画化したラブストーリー『瞬 またたき』の初日舞台挨拶が6月19日に新宿バルト9で開催され、北川景子、岡田将生、大塚寧々、主題歌を歌ったK、磯村一路監督が登壇。折しも今晩サッカーワールドカップの第2戦である日本対オランダ戦が行われるということで、北川はサムライジャパンへの激励コメントを送った。

Kがピアノを弾きながら、主題歌「会いたくて」を熱唱し、ぐっと観客の心を引きつけた後で、北川たちも舞台に登場。北川が扮したのは、愛する恋人をバイク事故で失った悲劇のヒロイン・泉美役。「たくさんある映画の中から本作を観に来てくださって嬉しいです」。続けて、事故で他界する泉美の恋人・淳一役を演じた岡田は、「先程は僕の歌を聴いてくれてありがとうございます」と、Kを横目に挨拶して会場は大爆笑。いや、違う違う。すると、Kも「こんにちは! 岡田将生です(笑)」と、ちゃんと岡田のギャグを拾い、再び会場がどっと湧いた。

今回は「瞬」公式ツィッターのフォロワー及び、北川による「瞬」公開記念特別ブログの約50万人のGREEのメンバーから事前に公募した質問が投げかけられた。面白かったのは「苦手な虫が克服できたか?」という岡田への質問。岡田は「虫は全般がだめでしたが、クモは大丈夫になりました。この前、部屋に現れて30秒フリーズしたけど、なんとかベランダまで道を作って誘導しました」と、ハニカミ笑顔で答えた。

一番観てほしいシーンについて、北川はこうコメント。「花屋さんのシーンは、フラワーアレンジメントとかをしたので大変でした。後は事故のシーンですね。衝撃的だったので」。また、岡田も同じく事故のシーンを挙げ、「あそこが最も重要なシーンかなと思っています」と、シリアスな表情で語った。

大塚監督は「すべてのシーンを観てほしい」と語り、Kは泉美と淳一のデートシーンを挙げた。「岡田さんが北川さんをなでなでするシーン。虫を怖がってる岡田さんが、北川さんを守ろうとするちょっとした気遣いがよかったです」と言うと、岡田はまたはにかみながら苦笑い。

その後、サムライジャパンへの激励の言葉を求められた北川は、同じ明治大学出身の長友佑都選手がいることもあり、「オランダは強敵ということですが、守り切ってほしい。点数をたくさん取って勝ってください!」と、力強くコメントした。

その後、サムライジャパンのブルーの人文字と、「瞬」と書かれた日本の国旗をバックにフォトセッション。北川が「この役や作品を通して、人生にとってたくさん大切なことを教えてもらったので、きっと何かいいことが伝わる映画だと思います」と語ったとおり、ワールドカップ連勝はもちろん、映画のヒットもみんなで祈願できた初日舞台挨拶となった。【Movie Walker/山崎伸子】

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