渡辺謙、真田広之に続け!ハリウッドが注目する新鋭俳優はこの男

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渡辺謙、真田広之に続け!ハリウッドが注目する新鋭俳優はこの男

ハリウッド映画に出演するアジア人俳優が増えつつある昨今。ジェット・リー、ジャッキー・チェン、イ・ビョンホン、チョウ・ユンファ、チャン・ツィイーといったアジアを代表するトップスターが、次々とハリウッド進出を果たしている。もちろんそれは日本でも同じだ。そんな中でまた一人、新星が誕生した。

その前にハリウッドで活躍する日本人俳優をおさらいしておこう。代表的な俳優には、渡辺謙、真田広之、菊地凛子、工藤夕貴らが挙げられる。なかでも渡辺謙は『バットマン ビギンズ』(05)や『硫黄島からの手紙』(06)、7月23日(金)公開の『インセプション』など、その出演は多数。また、真田広之も『ラッシュアワー3』(07)や『スピード・レーサー』(08)などに出演し、近年、洋画での活躍が目立っている。ちなみに真田は3月に米ロサンゼルスで開催された「グリーン・プラネット・フィルム・アワード」で、ハリウッドで最も活躍しているアジア俳優として選出された。そんな彼らの偉業を継ぐ逸材といわれているのが『プレデターズ』(7月10日公開)に出演しているルイ・オザワだ。

本作は、狩りのために地球にやってきた凶悪宇宙人プレデターと人類の死闘を描いたアーノルド・シュワルツェネッガー主演『プレデター』(87)のリメイク版だ。ちなみに今回は「プレデター惑星へと連れて行かれた人間たちが、そこで数多くのプレデターと激闘を繰り広げる」という内容になっている。そんなプレデターたちに立ち向かう人類の一人、殺し屋・ハンゾウを演じているのがルイ・オザワだ。劇中では日本刀を武器に、プレデターと1対1の死闘を展開するなど、非常に重要な役どころを演じている。

ちなみにオザワは、日本人の母と台湾人の父をもつハーフであり、NYで役者修行を積んでいた新鋭。「5歳から剣道を練習していたことが役に立ったかも」と話すとおり、プレデター相手に日本刀で渡り合う姿は、全身に施した刺青と相まって、まさに日本のヤクザそのもの! 凶暴なプレデターも怯むこと確実だ。

本作以降もハリウッドでの出演作が続々と決まっているというオザワ。ハリウッド大作だけでなく、日本の作品で活躍する姿も是非観てみたい。【トライワークス】

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