『アバター』を上映中止に追いやった噂の映画『孔子』が日本上陸!
儒教の創始者にして、世界的な思想家である孔子。そんな孔子を香港映画界が誇る大スター、チョウ・ユンファが演じたことでも話題の歴史大作『孔子』が、7月2日(金)〜11日(日)に開催される福岡アジア映画祭で、国内初披露されることになった。
本国の中国ではあの『アバター』(09)を凌ぐほどの勢いを見せたという本作。「国を代表する歴史的人物を扱った作品が、他国の映画に負けるわけにはいかない」とばかりに、公開時には中国全土で『アバター』通常版を打ち切ってしまうなど、その力の入れようには驚異すら感じてしまうほどだ。また1.5億元(約20億円)という制作費は中国映画界でも破格の額で、キャストにはチョウ・ユンファやジョウ・シュン、主題歌には歌姫フェイ・ウォンが参加。さらにプロモーション活動も大々的に行ない、なんと北京市では複数の中学校で旧正月休みの宿題に『孔子』を鑑賞した感想文が出されるほどの浸透ぶりだったという。
ちなみに福岡アジア映画祭では、そんな話題作『孔子』をはじめ、計14本の映画を一挙に上映する。しかも、そのうち10本は日本未公開作品というから、これはもう見逃せない。この機会にアジアの秀作映画をたっぷり堪能しよう。【トライワークス】
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