『踊る3』完成!織田裕二が「W杯よりもこっちを選んでくれて感謝!」

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『踊る3』完成!織田裕二が「W杯よりもこっちを選んでくれて感謝!」

7年ぶりにスクリーンで踊る! メガヒットシリーズ第3弾『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』(7月3日公開)の完成披露試写会が6月29日、東京国際フォーラムで開催。織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリアらレギュラー陣と、伊藤淳史、内田有紀、小栗旬ら新メンバーたち、本広克行監督ら総勢15名がレッドカーペットを歩いた。

まず、マイクを握ったのは、強行犯係係長(警部補)に昇格した青島刑事役の織田裕二。「ただいま!」と挨拶すると会場から大歓声が上がる。「今日はワールドカップ日本代表の試合があるのに、こっちに来てもらって感謝してます」 と、笑顔で語った。

登場した際に、織田とがっちり熱い握手を交わした警視庁長官官房審議官(警視監)となった室井役の柳葉敏郎は、「今回、室井慎次はできる限り耐えました。できる限り抵抗しました」と、眉間にシワの入った室井らしい表情でコメント。また、恩田すみれ役の深津絵里も「7年ぶりの思いが詰まってます」と、思い入れの強さを語った。

ムードメーカーのユースケ・サンタマリアは、「とある事情で交渉人をクビになりました」と発言し、会場からどよめきが。続いて「『交渉人 真下正義』(05)のパート2の製作が決まりました」「伊藤(淳史)くんと“ブブセラブラザーズ”として歌も出すことになりました」といった虚言を連発し、会場は爆笑の渦に!

また「踊る大捜査線 番外編 湾岸署婦警物語・初夏の交通安全スペシャル」(98)にも登場した篠原夏美役の内田有紀や、和久さん(故・いかりや長介)の甥っ子・和久伸次郎役の伊藤淳史は、『踊る』のパート3に参加できたことについて「ファンだったので嬉しいです」と感激しながら訴えた。また、新たなエリートの管理補佐官・鳥飼誠一役に小栗旬もファンたちの声援に圧倒されながら「あの、おじゃまします、という気分です」と笑顔でコメント。

とにかく終始会場は大興奮。『踊る3』をいかに首を長くして待っていたかが、その熱気から大いに伝わってきた。前作『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(03)は173.5億円という日本の実写版映画興行収入の記録を打ち立てたが、この夏『踊る3』は新たな伝説を作ることができるのか? 『トイ・ストーリー3』(7月10日公開)や『借りぐらしのアリエッティ』(7月17日公開)など強豪ひしめく夏休み映画のレースが、いよいよ今週末、『踊る3』によって口火が切られる!【Movie Walker/山崎伸子】

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