窪塚3兄弟、小泉ブラザーズが横須賀が舞台の映画で“まさか”の競演!
ファッションアイテム“スカジャン”や、海軍カレーなどで知られ、神奈川県南東部に位置する街、横須賀。そんな横須賀を舞台にした映画『スカブロ』(7月21日公開)に、横須賀にゆかりのある、あの兄弟たちが出演する!
数年ぶりに地元の横須賀に戻ってきた売れない俳優の龍助。ストリートミュージシャンで便利屋をしている弟・虎太の手伝いを始めた龍助は、ハーフの女の子・ナオミ(AISHA)の母親捜しに関わるうちにさまざまな困難に遭遇する…というストーリー。
横須賀の中心部にある商店街“ドブ板通り”を中心に撮影が行われた本作の出演者やスタッフらの多くは横須賀ゆかりの人々。主人公の龍助を演じる窪塚俊介ももちろん横須賀出身。弟の虎太を演じるミュージシャンのRUEEDは俊介の実の弟で、これが初の兄弟共演。さらに3兄弟の長男・窪塚洋介もカメオ出演し、3人が同じシーンに登場する。
同じシーンでの共演こそないものの、まさかの兄弟出演を果たしているのが、元総理大臣の小泉純一郎を父に持つ小泉兄弟。兄の小泉孝太郎は俳優・タレントとして活躍しているが、小泉進次郎はもちろん映画への出演は初めて。兄の孝太郎は龍助の先輩俳優である康平に、弟で衆議院議員の進次郎は本人役で出演している。
ちなみにタイトルの『スカブロ』とは、横須賀の“スカ”と英語のスラングである“bro(兄弟、仲間の意)”からなる造語で、兄弟や仲間、そして街の人々との関わりが重要な要素となっている。それだけに、横須賀を代表する彼ら兄弟の活躍に注目するのは必然なのかも。
いわゆるご当地映画とは一味違う“横須賀”の魅力にあふれた本作を観て、この夏は聖地巡礼してみるのもいいかもしれない。
文/トライワークス
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