プリンセスブーム到来?ディズニーのプリンセスが続々登場!

映画ニュース

プリンセスブーム到来?ディズニーのプリンセスが続々登場!

『リトル・マーメイド』(91)、『アラジン』(93)のジョン・マスカー&ロン・クレメンツ監督による大ヒット作『プリンセスと魔法のキス』(10)が7月14日(水)にブルーレイ&DVD&microSDとなってリリースされる。

王道プリンセスストーリーといえば、『白雪姫』(37)、『シンデレラ』(50)、『眠れる森の美女』(59)に代表される、夢見るヒロンが苦労の末に、愛しの王子様とキスをして末永く幸せに暮らしました。となるはずが、『プリンセスと魔法のキス』では王子様とのキス=幸せになるという方程式を見事覆し、冒頭から予想外の展開に。これは、かつてのプリンセスストーリーと大きな違いだ。初期のディズニープリンセスが“受身のヒロン”だったのに対して、80〜90年代のプリンセスは、“自ら行動を起こすヒロイン”に。そして本作の主人公ティアナは“才能ある自立したヒロイン”として描かれている。目標をしっかり見据え、夢の実現に向かって突き進むパワーを持っているものの、頑張り過ぎて人生を楽しむ余裕がないティアナは、まるで日々働く日本の女性たちのような21世紀版プリンセス。このヒロイン像こそが、本作品の大きな魅力といえる。

また本作は「ディズニー史上初のアフリカ系米国人プリンセスの誕生!」とネット上で騒がれているが、10月9日(土)にはアニメーション史上初めてアカデミー賞最優秀作品賞にノミネートされた名作『美女と野獣』(91)も待望の初ブルーレイ化! 来年以降も続々と新たなプリンセスが誕生する予定で、まさにディズニーのプリンセスブーム到来といったところか。

全米ではディズニーのアニメ史を変えるほどのプリンセスストーリー『Tangled』(原題)が年末に劇場公開予定となっており、ディズニー&ピクサー初のアクションアドベンチャー『Brave』(原題)の主人公もプリンセス。記録的大ヒットとなった『アリス・イン・ワンダーランド』(公開中)の監督ティム・バートンは『シンデレラ』の実写映画化や、アンジェリーナ・ジョリーを主演に『眠れる森の美女』をモチーフにした企画を進行中との噂もある。今後、どんなプリンセスが登場するのか楽しみだ。【Movie Walker】

■『プリンセスと魔法のキス』7月14日(水)ブルーレイ・DVD・microSD発売(同日レンタル開始)
『プリンセスと魔法のキス』ブルーレイ(本編DVD付) 4,935円
『プリンセスと魔法のキス』DVD 3,360円
『プリンセスと魔法のキス』DVD+microSDセット 4,935円
『プリンセスと魔法のキス』microSD 2,940円
発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
作品情報へ