超人気声優たちがキャラボイスを生披露!“七つの大罪”メンバーが全員集合
累計発行部数2800万部を突破した超人気コミックを原作に、原作者・鈴木央の完全描き下ろしストーリーで描かれる大冒険バトルアニメーション『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』が公開初日を迎えた18日、東京・丸の内TOEI1で初日舞台挨拶が開催。今をときめく人気声優陣が大集結した。
本作は妖精族や女神族、魔神族が存在する世界。滅亡寸前だった大国・リオネス王国を救った伝説の騎士団“七つの大罪”は、翼の持つ天翼人が暮らす天空の世界“天空宮”へ飛ばされてしまう。3000年もの間封印されていた凶悪な魔獣の解放を防ぐため、儀式の準備をしていた天空界。そんななか、魔神族の集団<黒の六騎士>が天翼人たちの命をねらうため姿を現す。
応援隊長を務めるお笑いコンビ・よゐこ(濱口優、有野晋哉)の呼び込みのもと、登壇したのは主人公・メリオダス役の梶裕貴を筆頭に、王女エリザベス役の雨宮天、久野美咲、悠木碧、鈴木達央、福山潤、髙木裕平、坂本真綾、杉田智和、劇場版のゲストとして出演する森川智之の10名。主役級の超豪華声優の登場に満員の会場のボルテージは瞬く間に最高潮に達する。
“七つの大罪”メンバーが初めて揃ったことに梶は「感慨深いですね」と笑顔を浮かべ、隣に並んだ面々を見渡す。そして「もともとメリオダスも大罪のメンバーを集めることを目的に旅が始まっていくわけですから、キャラクターたちもそうですけど、こうして舞台上で皆様にお目にかかれて嬉しく思います」と、劇中になぞらえながら喜びを語った。
数多くの名台詞が登場する本作で「印象に残っている台詞はなにか?」と訊ねられると悠木は「ホークの『とんとことことこ』が大好きです」とノリノリで回答。ホーク役の久野に「ちょっと“生とんとこ”してよ〜」とお願いすると、大きな拍手が起こる中で恥ずかしがりながら久野が“生とんとこ”を披露。それをきっかけに、バン役の鈴木やゴウセル役の髙木らが相次いで自身のキャラクターの名台詞を生披露していき、満を持して梶が「お前は俺の大切なもんを傷つけた。それがお前の罪だぜ!フルカウンター!」を披露すると、割れんばかりの拍手と歓声が巻き起こった。
さらに、主題歌「空扉」を歌う乃木坂46から与田祐希と山下美月がスペシャルゲストとして登場し、天空をイメージした青と白の花束を梶に手渡す。そして「天空の旅をするならどのキャラクターと一緒がいい?」という質問を振られた与田と山下。与田が「危険だったら守ってほしいからメリオダス。でも癒しなのでホークちゃんが大好きなんです」と明かす一方で、山下はバンを選ぶ。すると鈴木がバンの声で「俺にはエレインがいるんだ」と神対応し、会場を大きく盛り上げた。
取材・文/久保田 和馬