キティちゃんの巨大バルーンも!お台場でサンリオを代表する6作品を特別上映

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キティちゃんの巨大バルーンも!お台場でサンリオを代表する6作品を特別上映

サンリオは今年8月の創業50周年を記念し、過去に製作してきた劇場公開映画の中から代表6作品を特別上映する。

サンリオは日本映画が海外のロードショー館で上映されることがまだ珍しかった1974年、米国ハリウッドにアニメスタジオを設立し、グローバルな視野に立った映画製作を開始。まだハローキティが商品デビュー(75年、デザイン開発は74年)する前のことであり、以来2007年までアニメーション24、ドキュメンタリー5、劇映画6の計34の劇場公開作品(共同製作含む)を製作している。米国で製作した世界でも珍しい70ミリフィルムアニメーション『METAMORPHOSES』(79、日本公開時タイトル『星のオルフェウス』)、『親子ネズミの不思議な旅』等のアニメーション作品や『キタキツネ物語』(78)、『愛のファミリー』(77)などドキュメンタリー作品を米国でも上映。また劇場公開映画以外にも、キャラクターのテレビ用アニメやオリジナル映像作品の製作を行ってきた。1990年にサンリオピューロランド、1991年にハーモニーランドのテーマパークを開業し、映像事業のフィールドを拡げ、現在ではメディアの多様化に伴い、テーマパークのショーの映像作品化をはじめ、テレビ番組やテレビ用アニメの制作、オリジナル映像作品のパッケージソフト化を中心とした事業展開を行っている。

今回の特別上映は、8月9日(月)〜8月22日(日)に開催予定の都市の緑化推進及び公園の活性化のメッセージを発信するプロジェクト「GREEN TOKYO HELLO KITTY & FRIENDS」にサンリオ創業50周年を記念して特別協賛。東京・お台場の海上にハローキティをはじめとするキャラクターの大型バルーンを浮かべ、同プロジェクトのメッセージを伝えていくイベントに連動して実施する。

上映作品は、米国アカデミー賞を受賞した『愛のファミリー』(77、日本では未ビデオ・DVD化)、映画のテレビ放送視聴率記録を塗り替え24年間トップだった『キタキツネ物語』(78)、日本アニメ陣の技術の粋をもって製作した『シリウスの伝説』(81)などの計6作品となる。【MovieWalker】

◆上映期間:8月10日(火)〜8月15日(日)
◆上映作品:8月10日(火)『シリウスの伝説』(81)、8月11日(水)『ユニコ』(81)、8月12日(木)『くるみ割り人形』(79)、8月13日(金)『妖精フローレンス』(85)、8月14日(土)『キタキツネ物語』(78)、8月15日(日)『愛のファミリー』(77)
◆会場:お台場シネマメディアージュ
◆上映回数:各日1作品1回のみ。上映時間、上映スクリーンについては8月10日〜12日上映分は7月26日、13〜15日上映分は8月2日に確定予定
◆料金:1000円(特別前売鑑賞券900円は首都圏サンリオショップで販売)
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