故マイケル・ジャクソン長男、「スリラー」ジャケットで妹パリスと父にオマージュ

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故マイケル・ジャクソン長男、「スリラー」ジャケットで妹パリスと父にオマージュ

2009年6月25日に亡くなった「キング・オブ・ポップ」ことマイケル・ジャクソンがもし生きていたら、8月29日で還暦ということで、家族やファンらが、ラスベガスのマンダレイ・ベイ・ホテルで開催された「The Michael Jackson Diamond Celebration」に集結し、生前のマイケルの功績をたたえた。

マイケルが懇意にしていたエリザベス・テイラーが1991年に設立したHIV・AIDS患者支援団体「エリザベス・テイラー・エイズ財団」は、現在マイケルの意志を引き継いで長女のパリス(20)がアンバサダーを務めているが、パリスと長男のプリンス(21)が父親に代わって、人道支援活動を称えたレガシー賞を受理。レッドカーペットと舞台に登壇した。

パリスはピンクの煌びやかなドレスで、プリンスは、白いTシャツにマイケルが大ヒットナンバー「スリラー」のパフォーマンスの際に着ていたジャケットを彷彿させる赤いミリタリージャケットと黒いパンツでオマージュを捧げるとともに、お揃いの黒いスニーカーで登壇し仲のよさをアピール。

また2人は手をつないでレッドカーペットを歩き、緑のトラがプリントされたグッチのTシャツに煌びやかなロングのキュロットパンツに着替えたパリスがプリンスの頬にキスをするなど、兄妹の深い絆を見せつけた。また米テレビ番組エンターテインメント・トゥナイトのインタビューでは「父を誇りに思う」とマイケルの偉業を改めて称賛した。

プリンスはあまり公の場に姿を現さないが、昨年11月にもパリスとプリンスがエイズ基金主催のチャリティイベントに出席。また8月には、HIV/AIDS感染者をサポートするチャリティの一環で行われたバイクイベントに出席し「すっかり父親に似て、ハンサムになった」と評判だった。

マイケルの死後、あまりのショックでパリスは自殺を図ってリハビリ入り、プリンスも精神的なストレスから激太りしたとも言われているが、パリスは現在モデルとして活躍中。プリンスもすっかり元気を取り戻したようで、マイケルも安心しているに違いない。

NY在住/JUNKO

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