ファッション界の生きる伝説を追う!映画『ヴィヴィアン・ウエストウッド』が12月に公開決定
77歳にして生涯現役を誓うイギリスのファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドの秘密に迫るドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』が12月28(金)より公開することが決定。あわせてポスタービジュアルが解禁となった。
ヴィヴィアンは、2006年にエリザベス女王からファッションでの貢献を称え “デイム”の称号を与えられたイギリスファッション界の重鎮。。メリル・ストリープやヘレン・ミレンなどのオスカー女優たちも彼女のドレスでレッド・カーペットを優雅に彩り、『セックス・アンド・ザ・シティ』(08)で主人公・キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)が纏ったヴィヴィアン・ウエストウッドのウェディングドレスは、その後一瞬で完売するなど、常に注目される存在だ。
秘蔵映像と共に語られる本作では、音楽史を変えたパンクムーブメントを生み出すまでの秘話や、デザイナーとしての躍進と挫折、無一文からの再出発など、世界的人気ブランドとしてヴィヴィアン・ウエストウッドが成功するまでの知られざる道のりが、自由で痛快なヴィヴィアンの名言を織り交ぜながら描き出される。
さらに、3年間の密着取材でカメラが捉えたのは、ショーの直前まで続く厳しいダメ出しや、ニューヨークとパリへの新規出店を指揮するプロフェッショナルとしてのヴィヴィアンの姿。
スーパーモデルとして時代を牽引したケイト・モスやナオミ・キャンベル、ファッション界の重鎮エディターのカリーヌ・ロワトフェルドやアンドレ・レオン・タリーら、豪華な顔ぶれが証言者として登場し、彼女の魅力を語るのも本作の見どころのひとつ。
また、2014年に環境保護団体「グリーンピース」と訪問した北極視察に密着するなど、環境保護アクティビストとして精力的に活動するヴィヴィアンの勇姿も映し出されるという。実業家やクリエイター、アクティビストとしてだけでなく、妻、そして母として、たくましくもエレガントに生きるヴィヴィアンの姿を描く本作から、きっと私たちも元気やパワーを受け取ることのできるに違いない!
文/編集部