『ウルトラマンゼロ THE MOVIE』発表会にお父さんも大興奮!オマージュヒーローも登場
ウルトラマンシリーズ生誕45周年記念作品『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』が12月23日(木)より公開されることになり、ラゾーナ川崎プラザにて製作発表会が行われ、小柳友、濱田龍臣、土屋太鳳、アベユーイチ監督が登壇した。
本作は45周年記念作品にふさわしく、ウルトラマンゼロが冒険のなかで出会う新たな仲間たちと共に、大切なことを学びながら成長していく物語、そしてウルトラセブンとの「父と子の絆」の物語だ。
今回の映画についてアベユーイチ監督は「昨年末に公開した前回の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の続編なのですが、悪役のベリアルが実は生き延びています。今回はベリアルが帝国を作り、別の宇宙世界を征服しようとしているのですが、ゼロが止めに旅立ちます。そこで多くの出会いを通じて成長していく成長物語です」と語った。
映画やドラマなどを中心に活動中の小柳友は、今回初の変身ヒーロー役ということで「ゼロが僕の中に入ってくる、という役が難しいなと思って、毎晩DVDを見て勉強しました」と役作りの秘訣を披露。
出演決定について、濱田龍臣は「ウルトラは大好きで、小学1年生から見てました。それに出られるのが本当に嬉しくて、決まった時は、やった!と思いました」とコメント。また土屋太鳳も「私も小さい頃はウルトラマンのイベントに来て、ヒーローやヒロインを見ていたので、嬉しかったです。信じれば叶う、ということを教えてもらいました。私も、見てくれる方々に夢をあげられるよう、頑張ります」と意気込みを語った。NHK大河ドラマ「龍馬伝」で共演済みの濱田と土屋。既に兄弟のような間柄らしく、土屋が「顔合わせの直前に聞きましたが、嬉しかったです。私は弟がいるのですが、濱田さんも本当の弟みたいで、いつも遊んでもらっています。将棋が強いんです」。
撮影について監督が「秋吉台でロケしたのですが、秋吉台は日光から隠れないし、逆に秋芳洞は蒸し暑かったです。水に転んだり、阿蘇山では霧に巻かれたり、大変でした」と苦労を語るのに対し、濱田は「秋吉台のロケの時に、将棋をやって、その後に太鳳ちゃんが持ってきてくれたトランプもやりました」と楽しかった思い出を語ると、すかさず小柳が「もちろん遊んでばっかりじゃなくて、ちゃんと撮影しましたよ!」とフォローを入れ、会場に笑いを呼んだ。
会場には途中、ステージにウルトラマンゼロと、ゼロの父であるウルトラセブンが登場。出演者3人も「かっこいい!」と声をあげ、ゼロと小柳は友情の握手を交わした。また、この日が初お披露目となるニューヒーローの鏡の騎士・ミラーナイト、炎の戦士・グレンファイヤーも続いて登場。それぞれ、70年代に円谷プロで制作された、ミラーマンとファイヤーマンのオマージュヒーローということで、会場のお父さんたちも興奮した面持ちを見せていた。
小柳は「今はまだ映画を作っている段階なのですが、今日こんなにたくさんの方にお越しいただいて、みなさんに勇気をもらいました。この映画を見てくれる子供たちに、たくさんの夢を与えられるよう、頑張りたいと思っています。どうぞよろしくお願いします」と挨拶。 炎天下でのニューヒーローたちの登場はたくさんの子供たち、そしてお父さん、お母さんを熱狂の渦に巻き込んだ。【MovieWalker】