吉高由里子、2年ぶりの映画主演『婚前特急』で5股をかける!
吉高由里子の2年ぶりの主演作となる『婚前特急』の撮影が終了、2011年春に公開されることが発表された。
主人公・池下チエ(吉高由里子)は、時間を有効に使うべく、5人の男と平然と付き合っている恐いものなしの24歳。結婚する気などさらさらない彼女が、ふとしたきっかけで、5人の彼氏を査定していくうちに、一人また一人とすれ違い、幻滅し、結果的に最もさえない男が本当の相手だったことに気付くという、キュートな結婚喜劇となっている。
今回、メガホンを握るのは、自主映画作家として注目を集める前田弘二監督。撮影を振り返り、前田監督は「吉高さんは、今回、5人の男それぞれに見せる顔の違いを芝居で表現しなければならないうえに、数々のキスシーンや早いセリフまわし、アクションなど、大変な撮影に全力で挑戦してくれました」と、まずは吉高を絶賛。吉高との思い出については、「撮影の合間には一人でコンビニに行っては、スタッフ、キャストみんなにアイスクリームをどっさり買ってきて配ったり、撮影が終わると、自分こそ大変なのに『みなさん明日も頑張ってください!』と笑顔を残し帰っていく姿には、何度となく心打たれました」と、しみじみ語った。
5股をかけながらも憎めないチエを演じる吉高は、「5人の男性の人柄です。ペースの変わらないチエが、全く違うタイプの男性5人とどう付き合うのか見ていただきたいと思います」と、自身の見どころを紹介し、「5人の男性とつきあうなんて、私生活ではできないので、お芝居の場を借りて良い体験をさせていただいたと思いますが、体力と根気が要りました」と苦労を語った。劇中では、プライベートや仕事でも着たことのないウエディングドレスを着たという吉高は「ウキウキしました」と心を躍らせた。
また、映画のラストをハッピーに盛り上げる主題歌には、この映画のために書き下ろしたmonobrightの新曲が起用されることも決定した。さらに、公開直前の2011年1月には、池下チエの21歳時の物語「婚前特急~ジンセイやっぱ21から」がLISMOで配信される予定だ。【MovieWalker】