アイドルグループ“ももクロ”がリアルホラーで夏限定映画に初主演!

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アイドルグループ“ももクロ”がリアルホラーで夏限定映画に初主演!

人気急上昇中の6人組アイドルユニット・週末ヒロイン“ももいろクローバー”(通称ももクロ)が初主演を飾ることになった『シロメ』の初日舞台挨拶が、8月13日に池袋シアターグリーンにて行われた。

映画のタイトルにもなっている“シロメ”とは、ある廃墟に棲みつく謎の化け物のことで、シロメが棲みつく場所にからかい半分で足を踏み入れると巨大な白目を剥いたシロメによって地獄に引きずりこまれてしまう。実際に、この廃墟で過去に6人が不可思議な死を遂げているという。シロメの存在を確かめるために、棲みつく廃墟に向かう6人の少女たち。その彼女たちに次々と起こる超常現象をフェイクドキュメンタリーの手法で完成させた。

本作のメガホンをとったのは、映画『呪霊 THE MOVIE 黒呪霊』(04)や『口裂け女』(07)などを手がけ、現在日本ホラー界で将来を最も期待されている白石晃士監督。本作は、アイドルという題材でさらなる恐怖を徹底的に追及するため、少女たちからリアルな恐怖心を引き出すだけでなく、普段のキャラとは違った“ももクロ”の側面も映し出すことに成功。映画の撮影であることをメンバーには一切伝えず、これまでのホラー界には存在しない恐怖を超えた異色の最驚ホラー感動作が誕生した。

初日舞台挨拶を記念してドレス姿で美しく着飾った彼女たちは、いつもの元気で明るいアイドルとは全く異なり、大人っぽい姿で登場し、会場を沸かせた。本作の見どころを聞かれたメンバーは、「映画なのに演技をしていない」(高城)、「エンドロールの文字が主演のももクロより、SPP(シロメ・プロジェクト・パートナーズ)会員の方が3倍でかい」(早見)、「ホラーなのに、主題歌が“ココ☆ナツ”というポップな曲」(百田)と、それぞれがアピール。また、白石監督は「僕の予想を超えて頑張ってくれた姿に感動した」と作品とは違う別の一面も語った。

舞台挨拶の終盤に差しかかる頃、劇中に登場する恐怖を最も連想させる鈴の音が響き渡り、ももクロたちは「キャー、もうヤダ!」「やめて~!」「ほんと、勘弁して!」などステージで大騒ぎ。まるで映画の一場面を再現しているかのような悲鳴が起きるなど、終始、異色な舞台挨拶となった。【MovieWalker】

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