BoAやイ・ビョンホンら韓流スターがハリウッドで抜擢される理由とは?

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BoAやイ・ビョンホンら韓流スターがハリウッドで抜擢される理由とは?

昨年、全米デビューを果たした人気女性アーティストのBoA。デビュー10周年を迎えた彼女が、先日、ハリウッド映画のヒロインに抜擢され、女優デビューを飾ることが明らかになった。

BoAが出演するのは『ステップ・アップ』(06)や『セイブ・ザ・ラストダンス』(01)の執筆を手がけたデュエイン・アドラーが脚本&監督を務める、ニューヨークを舞台にしたダンス映画。脚本も最初からBoAをヒロインに想定し、当て書きされたというだけに、彼女のパワフルなダンスシーンもふんだんに盛り込まれるとか。

そんなBoAをはじめ、ここ数年で韓国のスターたちのハリウッド進出が激増している。たとえば、続編も製作予定にある『G.I.ジョー』(09)のイ・ビョンホン、ウォシャウスキー兄弟による『スピード・レーサー』(08)や『ニンジャ・アサシン』(09)のRain、世界公開を控える『The Warrior’s Way』(10)のチャン・ドンゴン、人気シリーズ最新作『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(09)のダニエル・ヘニーなどだ。

彼らのハリウッドでの活躍が顕著であるのには理由がある。それは、彼らの実力が買われたのはもちろん、アジア地域の中でも韓国は映画の観客動員数が増加傾向にあり、ハリウッドにとって“韓国は重要なマーケット”としてとらえられているからだ。実際に、北米で初登場1位を記録した『G.I.ジョー』は、北米を除く35ヶ国のうち、韓国での興行収入が最も高かったとか。自国の俳優が出演しているともなれば、劇場へ足を運ぶ観客がより増え、絶大な経済効果をもたらすと言っても過言ではないようだ。

昨年の全米デビューシングル「Eat You Up」がビルボードチャートでビヨンセを抑え、8位にランキングされるなどアメリカでの知名度もあるBoA。映画界でもハリウッドの期待を背負い、快進撃を見せてほしい。【トライワークス】

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