「冬のソナタ」主題歌を歌ったRyuが故パク・ヨンハを語る!「優しくてすごく純粋な子でした」
8月21日(土)から開催の、今年で7回目を迎える韓国映画の祭典「韓流シネマ・フェスティバル2010」の前夜祭イベント「Ryu 韓フェス2010の魅力を語る!」が8月19日、シネマート新宿で行われ、ドラマ「冬のソナタ」で主題歌を歌ったシンガーソングライターのRyuがトークイベントに参加した。
Ryuは映画について、「人間にとって薬みたいな存在だと思う。この日までにラブソングを書いてと言われた時に、昔見てボロボロ泣いた映画をもう一度見て、その時の気持ちに戻って曲を書いたりしています。日本の映画やドラマを見ると自然に日本の文化も学べます」と語り、「最近は家で、冷やしなめことろろ蕎麦とか、おしんこをつまみながら映画を観るのが大好きです(笑)」と意外な私生活を明かした。
また、韓流シネマ・フェスティバルで上映される12作品の中の1つでもある『亀、走る』について、「昨日見たら、うちの実家がロケ現場でびっくりしました。あまりテレビに映らないような場所が映ってて、実家の言葉のなまりが出てましたね。内容も“正義は必ず勝つ”という感じで、最後まで見るとスッキリします」と魅力を語った。
「冬のソナタ」に出演し、先日、四十九日を迎えた故パク・ヨンハについては、「撮影現場で初めて会って、親しい弟のように声をかけてくれたり、ファンクラブのイベントで(冬のソナタの主題歌の)『最初から今まで(はじめからいままで)』が歌いたいから、この歌のカラオケが欲しいと言ってくれたり、優しくてすごく純粋な子でした」と思い出を振り返った。
最後に、Ryuは「メンタル面で頼れる人がいないと人間ってすごく辛さを感じてしまうと思うんです。映画や音楽が皆さんにとってメンタルのご飯みたいな存在になればいいです。国は関係なく、いい映画にいっぱい出会って病気にならないように、メンタルも体も元気に生きていきましょう」とファンに呼びかけた。【MovieWalker】
8月21日(土)から東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋にて開催
上映作品:『10億』『オガムド~五感度~』『亀、走る』『パパは女の人が好き』『マリン・ボーイ』『カン・チョルジュン 公共の敵1-1』『アラン-阿娘-』『ガールフレンズ』『浮気日和』『グッバイ、マザー』『イテウォン殺人事件』『美人図』