人間が家畜に!新たなヴァンパイア映画のショッキング描写とは?

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人間が家畜に!新たなヴァンパイア映画のショッキング描写とは?

ヴァンパイアといえば、これまでにも様々な映画に登場してきた怪物だが、『デイブレイカー』(11月27日公開)に登場するヴァンパイアは、従来のイメージとは一味違っている。

物語の舞台は、疫病により人類の大半がヴァンパイアと化した西暦2019年の地球。旧来の人間は食糧供給源として家畜化されるものの、その数は激減し、世界中で血液が枯渇し始めていた。ヴァンパイアでありながら、人間的な良心を持つ血液研究者エドワードは、自分たちや絶滅寸前の人間を救うため、巨大製薬会社で代用血液の開発に乗り出す。終末的世界観に“ヴァンパイア”というギミックを取り入れた、意外な組み合わせがおもしろいSF作品となっている。

ちなみにこの手の映画には、人間の首元に噛みついて生き血を吸うというショッキング描写が欠かせない。だが本作では、ヴァンパイアが人間に取って代わって世界の支配者となり、いちいち人間を襲う必要がなくなったので、家畜化された人間から生き血を吸い放題。その家畜化された人間が大量に並べられた、血液採取工場のビジュアルはかなりショッキングだ。

自由を奪われ、体に管を通されて、生き血を奪われ続けるだけの存在となった人間が、ずらりと並べられているビジュアルを見ていると、自分が延々と献血していることを想像して、思わず倒れてしまいそうになる。貧血気味の人はちょっと覚悟して本作を観なければいけないかもしれない。【トライワークス】

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