マイケル・ダグラス、末期がんの治療中にトークショウに出演

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マイケル・ダグラス、末期がんの治療中にトークショウに出演

3週間前に喉頭がんを告知され、治療中のマイケル・ダグラスが、米テレビのトーク番組“デビット・レターマン・ショウ”に出演し、自らの病状について語った。

噂されていた通り“ステージ4”の末期がんのため、先週から抗がん剤治療と放射線治療を始めたというダグラスは、「このがんは、喫煙やタバコが原因で起こることが多いようで、恐らくお酒が原因でしょう。がんは進行していましたが、幸いなことに頭から上だけで、それ以外には転移していないので、8週間の治療を行った後、完治すると信じています。言いたくないけれど、成功率は80%と言われています」と冷静に説明した。

白いスーツ姿で決めてきたダグラスに、ホストのレターマンが、「今までになく元気そうだけど、本当に治療を始めたの」と尋ねると、「ステージ(仕事)だからね。父親(カーク・ダグラス)にも、身なりをちゃんとしていくように言われたんだ」と笑顔を交えながら気丈に答え、9月24日(金)から全米公開される『ウォール街』(88)の続編『ウォール・ストリート』(日本2011年1月28日公開)にも触れるなど、役者魂を見せつけた。

しかし妻のキャサリン・ゼタ・ジョーンズがピープル誌のインタビューに対し、「今まで彼が弱っている姿を一度も見たことがないけれど、今回はかなり憔悴しています。そんな彼を見るのがとても辛いです」と語っており、実際には口で言っているほど楽観的ではいられないようだ。【NY在住/JUNKO】

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