『くるみ割り人形』のキーラ・ナイトレイ、お姫様ドレスの美女に!
ロンドンのシネコン“Vue Westfield”で1日、ディズニーの新作映画『くるみ割り人形と秘密の王国』(11月30日日本公開)のプレミアが開催された。プリンセスドレスをまとった女優陣がそろい踏みの、ディズニー映画らしい華やかなレッドカーペットの様子が報じられた。
主役のクララを演じた美少女、マッケンジー・フォイは、幼いころからモデルや子役として活躍してきた芳紀18歳。プレミア会場では白のオーガンジーにピンクのドット柄のワンショルダードレスを身にまとい、透明感のある色白肌と美貌で注目を集めていた。
ストーリーの主役はクララだが、ポスターやトレーラーで配役名のトップに挙げられているのは“金平糖の精”役のキーラ・ナイトレイだ。劇中のキーラは、綿菓子に似せたピンクのウィッグを着けて眉毛を塗りつぶし、本人とはわからないほどの変身ぶりだったが、プレミア会場では一転。低めの位置で作ったまとめ髪に真っ赤な口紅を合わせたクラシカルなヘアメイクで、端正な顔立ちをきわ立たせていた。白、ゴールド、ピンクが配色されたドレスは、背中に流れ落ちる長いピンクのリボンや長めのトレーンのデザインが、まさにディズニーのプリンセスドレスだ。
先月TVのトーク番組に出演したキーラは、「男性の助けを待つだけの女性が主役だから」という理由で、3歳の娘にはディズニーアニメの『シンデレラ』(50)や『リトル・マーメイド』(89)は見せないと語って物議を醸したばかり。今回はディズニー映画のプレミアとあり、会場インタビューでこの件を尋ねられたキーラは、「『アナと雪の女王』や『モアナと伝説の海』は大好きよ」「(『リトル・マーメイド』の)アリエルが王子を助けたのも素晴らしいわ。でも、『アナと雪の女王』のエルサだったら、アリエルに『彼のことをもっとよく知った方がいいわ。まだ自分の声を諦めちゃダメ!』って言うと思うわ」と、かなり強い口調で独自の主張を貫いていた。
UK在住/シャオ