佐藤健、小松菜奈、森山未來らと国際派スタッフが強力タッグ!東京五輪に向けたビッグプロジェクト

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佐藤健、小松菜奈、森山未來らと国際派スタッフが強力タッグ!東京五輪に向けたビッグプロジェクト

「超高速!参勤交代」シリーズなどで知られる土橋章宏の小説「幕末まらそん侍」を、アカデミー賞受賞経験のあるスタッフ陣と日本を代表する豪華キャストで映画化した『サムライマラソン』が2019年2月22日(金)に公開されることが決定。このたび本作の特報映像が解禁された。

本作の舞台は幕末。迫る外国の脅威に備えて安中藩主・板倉勝明は藩士を鍛えるために15里の山道を走る遠足を開催する。しかし、この動きがとある行き違いによって幕府への反逆とみなされてしまい、藩士不在の城に安中藩を取り潰すための刺客が送り込まれることに…。

普段は平凡な侍だが、実は幕府のスパイとして潜入している忍び・唐沢甚内を演じるのはNHK連続テレビ小説「半分、青い」やTBS系ドラマ「義母と娘のブルース」での好演も記憶に新しい佐藤健。「るろうに剣心」シリーズなど身体能力の高さに定評のある佐藤が、本作でもその力を発揮。藩に迫る危機をいち早く察知する重要な役どころを演じきる。

そして藩主の娘・雪姫役には小松菜奈、藩の重役の息子・辻村平九郎役を森山未來、侍に憧れる足軽・上杉広之進役を染谷将太、唐沢の上司・植木義邦役を青木崇高が演じるほか、老侍・栗田又衛門役には竹中直人、幕府大老・五百鬼祐虎役には豊川悦司、藩主・板倉勝明には長谷川博己など実力派キャストが結集。さらに門脇麦や中川大志、小関裕太、阿部純子、奈緒、福崎那由他も出演。

メガホンをとるのは『キャンディマン』(92)や『不滅の恋/ベートーヴェン』(94)を手がけたイギリスの名匠バーナード・ローズ監督。プロデューサー陣には『ラストエンペラー』(87)のジェレミー・トーマスに『おくりびと』(08)の中沢敏明。そして3度のアカデミー賞ノミネート歴を誇るフィリップ・グラスが音楽を担当し、『乱』(85)でアカデミー賞に輝いたワダエミが衣装を担当するなど、錚々たる顔ぶれが結集。

日本マラソンの発祥とも言われている史実を基にした本作は、2020年に行われる「東京2020オリンピック・パラリンピック」の公認プログラムにも認証されたビッグプロジェクト。解禁された特報映像の中では日本映画らしい迫力満点の剣術アクションにスポーツや人間ドラマの要素も盛り込まれており、期待が高まる。果たしてどのような作品になっているのか、公開まで目が離せない!

文/久保田 和馬

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