Mr.ビッグ役のクリス・ノース「SATCを終わらせたのはマスコミ」
『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズでMr.ビッグを演じているクリス・ノースは、同シリーズを終わらせたのはマスコミによる悪評だったと考えているらしい。
「もう終わりさ。あのシリーズは終わった。息の根を止めたのはマスコミだ。君たちの雑誌があのシリーズを終了させたんだ。ニューヨーク誌が。まるで評論家が一丸となって、“あのシリーズはもう終わらせなきゃいけない”と決めたみたいだった。みんながまったく同じレビューを書いてたもんな。まるで映画なんか見てないみたいに」とニューヨーク誌に語っている。
『セックス・アンド・ザ・シティ2』(10)は、衣装の豪華さやエキゾチックなロケ地ばかりに気を取られ、日常の様々な問題に悩む女性たちの姿を描いて共感を得たシリーズ本来の魅力を失ったと評論家に酷評された。そんなマスコミの反応もあってか、映画版1作目に比べると興行成績がふるわず、スタジオ側が3作目の製作を断念したと伝えられていた。【UK在住/ブレイディみかこ】
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