ドラマ初主演のしょこたん、ラテン系の男子は絶対に無理!

映画ニュース

ドラマ初主演のしょこたん、ラテン系の男子は絶対に無理!

歌手、声優、タレント、漫画家、ブログの女王と、色々な顔を持つしょこたんこと中川翔子が、ケータイ音楽ドラマ『恋の正しい方法は本にも設計図にも載っていない』(10月2日公開)で遂に初主演。さらに劇場での公開も決定した。本作でD-BOYS鈴木裕樹とのラブシーンにもトライしたしょこたんにインタビューし、かなり緊張したというキスシーンについてなど、現場での裏話を聞かせてもらった。

「キスシーンをする前には、歯ブラシで血が出るくらい歯を磨いたし、フリスクが1個なくなりました(笑)」と語るしょこたん。「リハを何度も長回しでやったので、いつが本番だったのかわからなくなってギョッとしたりして。1回OKになったカットがNGって言われたんです(苦笑)。私は立っているだけだったけど、長すぎたらしくて。でもあのシーンですごく泉ちゃんと深くつながった気がしたので、思ったよりも自然に受け入れられました」。

ちなみに、ネルみたいにがんがんアプローチをかける、ラテン系の肉食男子についてどう思うのかと聞くと「絶対に無理です!」とキッパリ。「まあ、私はあまりアタックされることがないし、合コンとかも絶対に嫌だし。たとえ行ったとしても泉ちゃんのように『激しく帰りたい』って思うだろうし。最初にがんがん来る時点で、わーって逃げちゃうから、中身を知るまでには至れないかも。でも、ネルは意外と一途で、真剣に1人の人を追いかけるという姿勢は素晴らしいです」。

また、今後は恋に対しても前向きに行きたいと語る。「今まで恋愛関係に臆病すぎましたね。この前『グータンヌーボ』(フレテレビ系列)に出たんですが、何をしゃべろう?ってなっちゃって。気がつけば25歳になって、コンサートでは年齢とかに関係なく、いろんな衣装を着たり、いろんな世界の人になったりできるんですが、好きなものは変わらずに、新しいところを広げる意味で、もう少し落ち着いて恋とかをするようになった方が良いかなと。お酒を飲みに行ったりとか、普通に経験しておくべきことも全然してないままなので、もうちょっとアクティブに行こうかと。じゃないと出会いもないですから」。

本作を経て、新たな可能性や視野が広がったという。「また、1つ夢ができたというか。演技のお仕事はまったく未知数でしたが、やってみてこんなに楽しいのかと。すべての瞬間で、自分の知らない自分がいました。それは新しい真っさらな本をめくっていくような気持ちでした。今後ももっともっと演じてみたい。映画を作っていくという空気もすごく素敵だったし。色々やると中途半端になっちゃうかもしれないけど、そうじゃなくて、前向きにやれたらいいなと思いました!」。

本作でドラマ初主演、そして『七瀬ふたたび』(10月2日公開)の前日談を短編映画化した『七瀬ふたたび プロローグ』で監督デビュー、また10月6日(水)には待望の3rdアルバム「Cosmic Inflation」もリリースされるし、どんどん活躍の幅を広げているしょこたん。公私共々向上心あふれる姿勢に好感が持てた。【Movie Walker/山崎伸子】

関連作品