年の離れた恋愛観に萬田久子「年下との恋愛ごっこも楽しいかも」
『わたしの可愛い人 シェリ』(10月16日公開)の記念オブジェお披露目イベントが行われ、プレゼンテーターとして萬田久子、仁科克基が登壇した。
本作は、フランスの女性作家コレットの「シェリ」を原作に『クィーン』(06)のスティーヴン・フリアーズ監督が映画化。20世紀初頭のパリを舞台に、親子ほども年の離れた男女の恋を描く。出演は『スターダスト』(07)のミシェル・ファイファー、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(09)のルパート・フレンド、『しあわせの隠れ場所』(10)のキャシー・ベイツなど。
元高級娼婦の主人公レアを演じたミシェル・ファイファーの印象について、萬田は「彼女とは同じ年で、昔から大ファン。彼女の映画を見ると、エステに行った時よりも気持ちも肌の調子も上がるし、どんどん魅力がアップしているから私も負けないよう頑張らなくちゃ」とコメント。レアと恋に落ちる19歳の美青年シェリ役のルパート・フレンドについて、仁科は「僕より1歳年上なのに、19歳の役を演じてこんなにすんなり見られるのがすごい。説得力があった」と感心し、「僕はすぐ泣いちゃうタイプ。奥さんは年下なのにいつも尻に敷かれている。ケンカをしたらすぐごめんなさいと泣いて謝っちゃうから、シェリのように格好良く振る舞えるかな」と先日結婚を発表した多岐川華子とのエピソードも交えて語った。また、本作でミシェル・ファイファーが大胆なベッドシーンを演じていることについて、仁科は「自分も一度やってみたいけれど、(奥さんのことを思うと)その後が怖い」とコメントするも、「でも、それも仕事でしょう?」と萬田に諭され、「そうですよね!是非やってみたいです!」と夫人を気にしながらもベッドシーン出演への意欲をみせた。
本作の主人公レアとシェリは親子ほど年の離れたカップルだが、それについて萬田は「色々経験したけど、私の場合は年上ばかり。一番離れていたのは20歳くらい上だったかな。今なら仁科くんのような年下との“恋愛ごっこ”も楽しいかもね」と話すなか、仁科は「1日2回はプロポーズしていました。おはよう、結婚しようとか、おはよう、嫁になってとか。今は毎日笑って、毎日幸せです」とおのろけも。萬田も「彼女を愛しているという自信があるから言えること。言葉って大事だから、結婚しても毎日言ってあげてね」とプライベートでも仲の良い多岐川裕美に代わり、結婚生活のアドバイスを送った。
そして最後に、本作について萬田は、「見ると自分にもフェロモンやエネルギーが出てくるはず。恋愛している人もそうでない人も是非見て欲しい。男性と見に行くよりも女性どうしで見て、その後に恋愛論を語ると、きっと楽しいと思います」とコメント。仁科は「世の女性はこれを見て恋愛について勉強して、男性は自分もシェリのように格好良くなれるように勉強してほしいですね」と話した。【MovieWalker】