宮藤官九郎、水木しげるに「似ている」と絶賛される!

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宮藤官九郎、水木しげるに「似ている」と絶賛される!

11月20日(土)公開(島根県・鳥取県は6日より先行ロードショー)『ゲゲゲの女房』のプレミア試写会が水木しげる夫妻ゆかりの地である調布市で行われ、宮藤官九郎、吹石一恵、鈴木卓爾監督らが登壇した。

本作は「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる水木しげると、その妻・布枝の夫婦生活をつづった自伝エッセイを映画化したヒューマンドラマ。酷く貧しい時代を経て、しげるが人気漫画家になるまでの半生をつむぐ。妖怪漫画を描き続ける宮藤官九郎演じる夫、それを献身的に支える吹石一恵扮する妻との固い絆や深い愛にホロリとさせられる。

妻の布枝氏から「よく演じてくれました」と涙ぐんだ目で手を握られたという吹石。初めて本作の話を聞いた時のことを、「原作はとても面白くて、一気に読み込みました。ただ、大和撫子な布枝さんと実際の私とはちょっと似ていなかったので、少し心配になりました。でも監督の“是非”というお言葉を信じてみたく、お受けしました」と話すなか、吹石について鈴木監督は「僕は原作を読んだ時、布枝さん役に一番に吹石さんを思いつきました。あと、一生懸命に何かに向かっている時の宮藤さんは、まるで水木さんが憑依しているようでした」とコメント。そして、本作を鑑賞した水木しげる本人から「ぼくによく似てますねえ」と称された宮藤。撮影時のエピソードについて、「この映画のなかでは、出会って5日目に夫婦になる水木さんと布枝さんが描かれているのですが、僕と吹石さんも実は出会って5日目くらいにクランクインしたんです(笑)。ただ、撮影は順撮りだったので自然と夫婦のぎこちない感じから、打ち解けていく感じまで、気持ちの流れも自然でとてもやりやすかったです」と、撮影時の思い入れを語った。最後に鈴木監督は、本作の見どころを、「昭和の記憶が蘇るような、チャーミングでユニークなふたりの家にお邪魔しているような気持ちになってほしいですね」と締めくくった。【MovieWalker】

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