メラニアVSイヴァンカ、真っ黒“ぎぼむす”コーデが話題に!
ドナルド・トランプ米大統領が5日夜に実施した一般教書演説で、メラニア米大統領夫人と義娘のイヴァンカ大統領補佐官が、今回も美しき“ぎぼむす”コーデを見せつけ、話題を呼んでいる。
昨年の一般教書演説の視聴率は約40%で、全米で最も注目されているスーパーボウルの今年の視聴率が約43%であることからも、米国民の注目度の高さがうかがえるイベントだ。
民主党のナンシー・ペロシ下院議長をはじめとして、女性議員たちが女性の参政権運動に敬意を表して真っ白い服で出席したのに対し、共和党のメラニア夫人は、金ボタンがアクセントの2390ドル(約26万2000円)のバーバリーのテイラーメイドのミリタリーコートに黒いパンプス、黒い手袋という黒一色で出席。また、イヴァンカはアレキサンダー・マックイーンの黒いブレザーとスカートのツーピースという装い。
この日は中国の旧正月(春節)だったことを意識したのか、サイドには、赤いラインが大きく入っており、口紅も真っ赤。それぞれが政治的な思惑のある装いで現れたが、イヴァンカの装いは5000ドル(約55万円)と、メラニア夫人の装いの約2倍のお値段だ。
実業家でもあるイヴァンカが、義母よりも高い洋服を着ていてもおかしくはないが、アレキサンダー・マックイーンのツーピースは現在セール中。イヴァンカはお値段で、国民感情とともに義母の感情もしっかり意識したようで、“ぎぼむす”コーデが絶賛されている。
しかしせっかくのおしゃれも、なにかとファッションが思わぬ方向で話題をさらってしまうメラニア夫人が、今回も片方の手だけに黒い革の手袋をしていたことに話題が集中。
故マイケル・ジャクソンが、大ヒット曲「ビリー・ジーン」のころから、右手だけに手袋をはめていたことについては、諸説があり現在も理由は謎のまま。しかし、一説によれば、片手の白手袋は黒人社会と白人社会に分断された社会の壁を取り払う意味があったと言われており、メラニア夫人が左手だけに黒手袋をしていたことに、ジョークも含めた様々な憶測が飛び交っている。
NY在住/JUNKO