広瀬アリスが“ウサ耳”で登壇! バレンタインにチョコをあげたい人は?

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広瀬アリスが“ウサ耳”で登壇! バレンタインにチョコをあげたい人は?

「映画ドラえもん」シリーズ39作目『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(3月1日公開)の完成披露試写会が、2月11日に東京国際フォーラムで開催。ドラえもんやのび太、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアン(着ぐるみ)と、ゲスト声優の広瀬アリス、ロッチの中岡創一、サバンナの高橋茂雄、柳楽優弥、原作者の辻村深月、八鍬新之介監督が舞台挨拶に登壇した。バレンタインデー間近ということで、「このなかで、誰にバレンタインのチョコを渡したいか?」と質問された広瀬は「ええ!?」と戸惑いの声を上げた。

スネ夫が「前髪がキマってる僕に決まってるだろ」と言うと、ジャイアンも「誰よりも男らしい俺様だよな」と、のび太も「お昼寝とあやとりなら誰にも負けないぞ」と猛アピール。高橋も「のび太とスネ夫とジャイアンには勝ってるでしょ」と言うと、会場は大爆笑となった。

広瀬は困ったあとで「みんな」と答え「もらえない人がいたらかわいそうだから」とコメント。高橋は「ほかの人たちには、俺だけもらったと言っていいですか」とちゃっかり提案して、笑いを取った。

『映画ドラえもん のび太の月面探査記』は、のび太がドラえもんのひみつ道具“異説クラブメンバーズバッジ”で、月の裏側にウサギ王国を作るところから始まる。その後、のび太たちは不思議な少年ルカと共に、ウサギ王国を訪れるのだが…。

脚本を手掛けた直木賞作家の辻村は「冒険の舞台を月にしたいと思ったのは、みんなが知ってる不思議な場所に、ドラえもんたちと冒険に行きたいと思ったからです。脚本は大変でしたが、私も『ドラえもん』が大好きなので、いまは楽しいことしか覚えてないです」と笑顔でコメント。

八鍬監督も「『ドラえもん』ということで、(これまでも)すこし・ふしぎなお話、SFが入っていましたが、今年はそれにプラスし、ハードSFと呼ばれるような舞台も登場するので、それが最後にどう1つにまとまっていくかを、辻村先生と話し合って進めていきました。巧妙な伏線が張られていて、最後に見事に回収していくという点がすばらしいなと思いました」と手応えを述べた。

取材・文/山崎 伸子

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