ハリウッド版実写『君の名は。』の監督が決定!『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブが担当
現在開発が進められているハリウッド版実写映画『君の名は。』の監督を、『(500)日のサマー』(09)や『アメイジング・スパイダーマン』(12)で知られるマーク・ウェブが務めることが確定した。
16年8月に公開され、大ヒットを記録した『君の名は。』は、新海誠監督によるファンタジーアニメーション映画。国内興行収入は250億円を突破し、映画の枠に留まらない社会現象を巻き起こした。
東宝がパラマウント・ピクチャーズとバッド・ロボットと共同開発を進めているハリウッド版実写映画は、J・J・エイブラムスとリンジー・ウェバーがプロデュースを担当し、脚本は『メッセージ』(16)で17年度アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが手掛ける。また、アニメ版映画のプロデューサー川村元気が、今作でもプロデューサーとして参加している。
川村プロデューサーは「われわれが第一希望としていたマーク・ウェブ監督が決定したことに興奮しています」と喜びの様子で、「監督がこの作品を新しい切り口でさらなる高みに連れて行ってくれることを確信しています。プロデューサーにJJエイブラムス、脚本にエリック・ハイセラー、そして監督にマーク・ウェブと最強のチームが完成したと思っています」と期待を寄せた。
ハリウッド版では、田舎に住むネイティブアメリカンの少女とシカゴに住む少年が、お互いの体が入れ替わる不思議な現象を体験することから物語は始まる。そして来るべき災害を予知したふたりは、その命を救おうと相手に会いにゆくという展開のよう。
未だ製作スケジュール、公開日、タイトル、キャスト共に未定ではあるが、重要な要素となる監督が決定したことで、ハリウッド版『君の名は。』の製作に一層の注目が集まる。
文/編集部
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