観客騒然! SP岡田准一、真木よう子の前で六本木ヒルズが炎上
第23回東京国際映画祭の特別招待作品である、岡田准一主演の人気アクションドラマの劇場版『SP 野望篇』(10月30日公開)のイベントが10月26日、六本木ヒルズアリーナで開催。岡田准一、真木よう子、松尾諭、神尾佑、波多野貴文監督が登壇した。イベントでは、劇中のアリーナが大爆破するというシーンが再現された。
VIPの要人警護をする警視庁警備部警護課第四係のSPたちの活躍を描く社会派アクションドラマ「SP」。映画版は『SP 野望篇』と『SP 革命篇』(2011年春公開)の2部作で公開される。
ドラマから固いタッグで結ばれてきた岡田たちSP役の俳優陣と波多野貴文監督。岡田は本作への思いを熱く語った。「日本では、現代物のアクション映画はなかなか作られなかったけど、そこをあえて作ってきました。日本映画の新たなチャレンジとして受け取っていただけたらと」。また、気になる2作目の『SP 革命篇』についても「内容が詰まった、重厚感あふれる仕上がりになっているので、そちらも待っていただけたら嬉しいです」と、さりげなく2部構成の映画だというところもアピール。
紅一点のSPを演じた真木よう子も、充実感あふれる表情でマイクを握った。「ドラマから3年、1つの作品に寄り添っていくことはなかなかないです。しかも、みんなが心の底から作品を愛してることもなかなかないし。私にとって特別な作品です」。
神尾佑のコメントからも現場の雰囲気の良さが伝わってきた。「わりと自然に仲良くなったというか。松尾くんのiPhoneを勝手に岡田くんが使ったりして(笑)」と言うと、岡田が「暗証番号も知ってます」とコメント。松尾は「教えてないですよ」と、すかさず続け、会場は大爆笑。また、岡田は現場で東宝の宣伝マンに技をかけたりしていたようで「ジャイアンと呼ばれてました」とおちゃめに語った。
その後、いよいよイベントのハイライトへ。なんと観客を巻き込んで、劇中のアリーナの爆破シーンを再現するというのだ。岡田の「伏せろー!」という叫びと共に、アリーナ中央部が爆破音を立てて炎上し、会場は騒然! ダイナミックな演出にゲストも観客も大興奮となった。
「SP」のドラマの最終回では衝撃的な展開に絶句したばかりだが、映画版ではその続きのドラマが、よりハイテンションで繰り広げられる。もちろんアクションのスケールもパワーアップしているから、是非劇場のスクリーンで確かめてもらいたい!【Movie Walker/山崎伸子】