死去した“モードのレジェンド”、故ダイアナ妃&キャサリン妃の御用達でなくなったワケ
長年に渡ってファッション界を牽引してきた“生きるレジェンド”カール・ラガーフェルドが、85歳で亡くなった。死因は明らかにされていないが、すい臓がんを患っていたと言われており、昨今の激ヤセや、1月のパリ・ファッションウィークにも姿を見せなかったことで体調が懸念されていた矢先の出来事だった。
シャネルのクリエイティブ・ディレクターだったカールの死を悼み、ヴィクトリア・ベッカム、ヴェルサーチやアレクサ・チャンなどファッション・デザイナー、ナオミ・キャンベル、ジジ&ベラ・ハディッド姉妹をはじめとして、ジョニー・デップの娘で広告塔を務めるリリー・ローズや、ダイアン・クルーガー、キーラ・ナイトレイら、カールを愛したセレブたちが続々と追悼の意を表明。
故ダイアナ妃もそんなカールを愛したセレブの1人だったが、「チャールズ皇太子を思い出させる」という理由でいつの日からかシャネルの衣装を身に着けなくなったとか。しかし、これだけの名声を得ながらもカールが英王室、とりわけファッションアイコンと言われるキャサリン妃に受け入れられなかったのには、あるワケがあるという。
一説によれば、11年4月にキャサリン妃がウィリアム王子と結婚した際に、インタビューでカールは「キャサリン妃はすごくいい、ウィリアム王子の妻にピッタリの女性だよ。ああいう女性は好きだね。でも妹のピッパは厳しいね。顔が好きじゃないから後ろ姿だけでいいよ」と発言したとか。挙式の際にブライズメイドを務めたピッパは、後ろ姿の美尻が強調される白いボディコンシャスなドレスで「ピッパのお尻」と話題になったことから、「後ろ姿」が美しかったことを強調するジョークともとれるが、妹の顔について言及されたことで、キャサリン妃はシャネルの衣類をほとんど身に着けなくなったとされている。
2年前にも、ドイツ出身のカールは、ホロコーストを引き合いに歯に衣着せぬ物言いで、移民を大量に受け入れているドイツのアンゲラ・メルケル首相を非難し、物議を醸していた。
NY在住/JUNKO