懲役何年? 『裁判長!』無料アプリで作るあなたの罪とは?
裁判員制度も開始され、裁判に関心が高まり傍聴する人も増えている昨今。北尾トロが実際に見聞きした裁判傍聴の、ぶっ飛んだ事件と人間模様をエッセイにした同名ベストセラー『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』が映画化され、11月6日(土)より公開される。
それに先駆けiPhoneではただいま、本作のおもしろ無料アプリを展開中だ。「タモツの罪つくりメーカー」なるこのアプリは、入力画面で被告人の名前(自分の名前)を入力すると、スロットで自動に罪が作成され、判決ボタンを押すとその罪の懲役が表示される。本作の主人公タモツがあなたの罪を作ってくれるのだ。ちょっと不謹慎かもしれないが、それもまた本作の魅力の1つなので、軽いシャレと思って楽しもう。また“罪つくりメーカー”の他にも、予告編やイントロダクションなどのコンテンツも充実しているので、公開前の予習にもぴったりだ。
本作は、裁判所で活躍する裁判官、検察官、弁護士、さらには司法修習生といった人たちなら、身分証バッジの提示で料金が1000円になる特別割引を実施する。日頃お世話になっている傍聴人からの、せめてものお返しのようだ。
公開前からこういったアプリなどで軽いシャレを効かせている本作だが、裁判に関心を持つということは決して悪いことではない。裁判所が公開法廷をしているのも、ちゃんと公正な裁判が行われているかを国民に見せるためなのだから。映画やアプリで軽いシャレとして裁判に興味を持ったら、いつの間にかあなたも傍聴マニアになっているかもしれない?【トライワークス】
作品情報へ