英ファッション誌のベストドレッサーにキャリー・マリガン
英国版ハーパーズ・バザー誌が選ぶ今年のベストドレッサーに、『17歳の肖像』(09)、『ウォール・ストリート』(2011年1月28日公開)のキャリー・マリガンが選ばれた。
そのショートヘアとキュートな着こなしから“オードリー・ヘプバーンの再来”と呼ばれることもあるキャリーだが、彼女が今年のベストドレッサーに選ばれた理由について、同誌でベストドレッサーの審査にあたったデザイナーのアーデム・モラリオグルは「60年代のフランスを感じさせる着こなし。ゴダールの映画の主演女優のよう。でも完璧にモダン」とコメントしている。キャリーが一時的にベストドレッサーの風格を失ったのは、シャイア・ラブーフとの破局直後にヨレヨレのTシャツにジーンズ姿でパパラッチに写真を撮られていた頃だったが、最近では再びレッドカーペットでの輝きを取り戻している。
編集者やデザイナーで構成された審査団が選んだ英国のベストドレッサー20人のリストには、ケイト・モスやシエナ・ミラー、ステラ・マッカートニーなども入っており、キャリーに次いで2位に選ばれたのはビクトリア・ベッカム、3位はヤスミン・ル・ボンだった。【UK在住/ブレイディみかこ】
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